マーケットは小康状態?!ナンピン買いは一旦終了
暴力的な相場の下げは、足元では落ち着きを見せ始めました。ドル/円は105円台へと値を戻しています。それにつられるように、メキシコペソ/円も5円台へと値を戻しました。
とんでもなく広がっていたLION FXのスプレッドも、通常の水準に戻っているようです。
ナンピン買いは一旦終了です。
世界の市場を席巻していたリスクオフの暴風雨は、ひとまず小康状態に入ったようです。この後、さらに大きな嵐が来るのか、それとも小康状態がしばらく続くのかは分かりません。
ただ、新型コロナウイルスの真の影響が見通せるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。それまでは、暴風雨の第2波、第3波がいつ襲来してもおかしくない状況です。
ナンピン買いの結果は?
さて、今回のナンピン買いの結果を振り返ってみましょう。
ナンピン買いを行ったのは、金曜日(3/6)の夜から月曜日(3/9)の夜までの、実質26時間ほどです。このわずか26時間の間に21万通貨のペソをひたすら買いました。
新たにロングしたメキシコペソは次のとおりです。
レート | 買い本数 | 備考 |
5.197 | 1本(10,000通貨) | |
4.897〜5.077 | 10本(100,000通貨) | 0.02刻みで1本づつ |
4.597〜4.777 | 10本(100,000通貨) | 0.02刻みで1本づつ |
この結果、メキシコペソのポジションは以下のように変化しました。
3/6 19:00時点 | 3/9 21:00時点 | |
ポジション | 90,000ペソ ロング | 300,000ペソ ロング |
平均買付価格 | 5.297 | 4.987 |
ナンピン買いをしているので、平均買付価格は下がります。ナンピン買いが終了した時点では、上の表のとおり、平均買付価格は4.987まで下がりました。
その後、メキシコペソ/円は値を戻し、5円台まで回復しましたので、現状では、ポジション損益もすでにプラス圏に入っています。ここまでは、仕込みとしては、まあまあの出来と言って良いでしょう。
第2波、第3波に備えよう
ただし、油断は禁物です。先行きの不透明感が晴れるまでは、再び暴風雨が襲来しても全く驚きはありません。第2波、第3波の方が第1波よりも大きいということも、真の暴落局面ではよく起こります。
第1波は、これまで加熱気味だった相場の加熱感が単に取り払われただけだったという気もしています。
正直、世の中が阿鼻叫喚地獄に陥るというところには程遠いイベントでした。ナンピン買いをしていても、鼻歌交じりとまでは言いませんが、ロスカットの恐怖で注文する手が震えるようなことはなかったです。
でも、新型コロナウイルスが経済に与える影響の真の大きさが明らかになるのは、おそらくこれからでしょう。
さあ、今後の市場動向から目が離せませんね。再び、ナンピン買いが開始されるのはいつのことでしょうか。1週間後なのか、1ヶ月後なのか、1年後なのか。それは誰にも分かりません。が、イベントに対する備えが必要なことだけは間違いないでしょう。
ナンピン買いをやっていると、命をすり減らして取引しているような気分になります。良い子のみんなは真似するな!!
なお、今回のナンピン買いの経緯は、その都度の状況を日々の記事でお伝えしています。ご興味があれば、こちら(3/8記事、3/9記事、3/10記事)をご覧ください。
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