またまた激震! メキシコペソのナンピン買いは行ったのか?

雷

NYダウがまたまた暴落

NYダウがまたまた過去最大の下げ幅を記録しました。まさに激震です。

持ち株は悲惨です。長期投資として保有しているものなので、売ろうという気はないのですが、持ち株の評価益がガンガン減り、評価損はがどんどん膨れています。それをみるだけで、気分が大きく滅入ります。

ただ、持ち株は現物で保有しているだけなので、耐え忍ぶかどうかは、自分で自由に決めることができます。他人から強制的に退場を言い渡されることはありません。自分でロスカットをすることはあっても、他人から強制的にロスカットされることは絶対にありません。

そこだけが救いですね。

でもFXは違います。高金利通貨をロングしてますので、実害がバリバリです。そして、基準に達すれば強制ロスカットが待っています。自分でできることは資金管理だけですが、その想定を超える津波が来れば、市場からの強制退場を余儀なくされます。

余裕があるうちは、自分でロスカットするかどうかを決める自由がありますが、一定以上損失が膨らめば、その自由は奪われます。こんなときにナンピン買いで嵐に立ち向かうなど頭がおかしいのでしょうか?

ナンピン買いの注文入れてます

メキシコペソのナンピン買いの注文を入れています。

先週末(3/6)から今週頭(3/9)にかけて、ナンピン買いでメキシコペソを21万通貨ほどロングしましたが、それに続いて、さらに買い注文を入れています。

現在のポジションの状況については、こちらの記事をご覧ください。

これまでに、4.597のレートまでナンピン買いを行いましたが、現在は、それを下回る、4.477、4.457、4.437の水準に各1本(1本=10,000通貨)の買い注文を入れています。

これらの注文は昨晩(3/12)寝る前に入れました。寝ている間にNYダウが再度暴落したようですが、その間に約定することはなかったようです。円/ドルも気づくと105円前後で推移。株式相場の混乱を尻目に、為替相場の方はそこまでの激震ではないようです。

ほっとした気持ちと残念な気持ちが入り混じってますが、ほっとした気持ちのほうが断然強いです。

出口は近い?

人間不思議なもので、どんな悪い状況にも慣れますね。慣れると、だんだん恐怖心が薄れ、鈍感になっていきます。これはきっと種族として生き残るために必要かつ大切な能力なのでしょう。

新型コロナウイルスの影響も、その甚大さや全体像が全く見通せない中で、市場はおそろしくネガティブな雰囲気に包まれていますが、このような先が見通せないという状況にも、我々人間は慣れちゃうことができます。

慣れちゃうと、先行きが見通せない不安からくる恐怖もだんだん感じなくなります。というか、先行きが見通せないのは当たり前、そんな状況の中で悪いニュースがポロポロ流れるのも当たり前になっていきます。

どんな悪いニュースでも、そんなことは想定内になっちゃって、ことさらに大きく反応することもなくなっていきます。そうやって、悪いニュースが続いている中でも、市場はなぜか落ち着きを取り戻していきます。

市場がいつ落ち着きを取り戻すのか誰にもわからないですが、株式市場の現状を見るに、なんとなく、そこに至るまでの道程の半分以上は過ぎたような気がします。

世の中が悲観的に染まれば染まるほど、実は、それを通り抜けた後の落ち着いた状態に近づいているのです。落ち着きを取り戻すまでには、一通り癇癪やヒステリーを起こしてみる時間がきっと必要なのでしょう。

各国政府も様々な対策を打ち出そうとするでしょうが、どんな対策であっても、新型コロナウイルスの影響の全体像がわからないうちは、十分な対策だと受け止められることはないでしょう。

でも、そんな対策があろうがなかろうが、どこかで必ず市場は落ち着きを取り戻します。もちろん対策も、ないよりあったほうが良いです。

落ち着きを取り戻したからといって、元の水準の回復に向けてすぐに動き出すわけではありません。停滞期に入るわけですが、そこは、いわゆる仕込みのチャンスかもしれません。もちろん、さらなる2番底、3番底もあり得ます。

東京五輪は延期ですね

一部の方には不謹慎に聞こえるかもしれませんが、東京五輪は延期っぽいですね。昨日(3/12)のトランプ大統領の発言で、とどめを刺された感があります。

もちろん五輪の関係者は、もうしばらくの間は「予定通り開催する」とか言い続けることでしょう。IOCも組織委員会も東京都も、口を揃えて、東京五輪は予定通り開催する、延期の検討はしていないと強く言い張っています。そのこと自体が、予定通りの開催が著しく困難であることの裏返しです。

実際のところ、延期の検討を本当にしていないのであれば、それこそ正気の沙汰ではないです。こんな状況の中で最悪の事態を想定しないのであれば、無責任と言われても仕方がないでしょう。

もはや、延期するかどうかが問題ではないのかもしれません。延期するのは当たり前、いつまで延期するのか、それをいつ発表するのかが問題なのかもしれません。現状は、そういう段階のような気がしてなりません。もしかすると、延期に代えて無観客開催も考えられますが、果たしてそんなやり方が現実的な選択肢になりうるのでしょうか?

実際、延期の発表をするのであれば、残された時間はそう多くはないはずです。これだけのビックイベントなので、世の中の混乱を考えれば直前での延期決定はないでしょう。どのような決定であっても世の中が準備するだけの時間的余裕が必要です。

直前の無観客開催の決定なら百歩譲ってあり得るのかもしれませんが、それ(無観客開催)は、商業主義に染まったIOCや五輪スポンサーの米国大企業が許さないのではないでしょうか。

さあ、そんなことよりナンピン買いの行方が心配です。はたして、無事に生還できるのでしょうか?一応生き残るためのプランは考えてはいるのですが・・・

状況は、引き続きこのブログでお知らせしていく予定です。

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