特別定額給付金(10万円)を申し込みました
世の中には、まだアベノマスクすら届いていない人がたくさんいます。
私のところはもう10日以上前に届きましたが、別の行政区に住んでいる義姉のところは、まだ届いていません。
マスクの調達が原因なのか、郵便局の配達が原因なのか、どこで差がついているのかよく分かりませんが、けっこう届く時期にも時間差が出るものですね。全世帯や全国民を対象に何かを配ったりするというのは、とてつもなく大変なことなのかもしれません。
そんな中、今度は10万円の特別定額給付金にも申込みを完了しました。もらう気満々です。
1世帯にマスクを2枚ずつ配るのも結構大変ですが、国民全員に10万円を配るのはもっと大変そうです。日本郵便の全住所配布のシステムを使って機械的に配るわけにいかないでしょうから、住民票を管理するそれぞれの市区町村が大忙しです。
もらえる時期は、早い人と遅い人でさらに差がつきそうですね。
お金は早くもらって困ることはありません。もらえるものはありがたくいただきたいと思いますし、誰かの気が変わらないうちにとっとともらっておくつもりです。
気づきませんでしたが、5月1日からすでにネット上では受付がはじまっているそうな。
ということは、私の前にも既に順番待ちの長い列ができているのか?
私は今の所、それほど切羽詰まっていませんので、本当にお困りの方はお先にどうぞ、と言いたいところですが、ネット上の手続きなので、そんな配慮をしたくても全くお手上げです。
ネット上でのお役所手続きほど、無味乾燥なものはありませんね。一般的に言って、お役所の事務処理ですから、やはり早く受け付けたものから機械的に処理するに違いありません。
早く申し込めば、そえだけもらえるのも早くなるでしょう。
総務省の特設サイトがすでに開設されています
10万円の特別定額給付金については、手続きの説明やネット申請の受付のために、総務省の特設サイトが立ち上がっています。特設サイトについては、こちらをどうぞ。
詐欺まがいのフェイクサイトにはくれぐれもご注意ください。世の中には悪いことを考える人がいっぱいいそうです。
この特設サイトをみれば、10万円の申込方法が分かります。申込みは、郵送か、オンラインのどちらかで行うことになっています。
私が住んでいる行政区は、すでにオンラインでの申し込みの受付はスタートしてました。郵送で申し込む場合は、市区町村から申請書が送られてくるのを待って申し込むことになるようです。私の行政区は、申請書は、今月(5月)の後半から順次発送みたい。
6月か、下手をすると7月になっちまいそうです。
やっぱりオンライン手続きが早くて便利だね。我々申請者にとっても自宅で手続きできて便利ですが、申請を受理する市区町村の担当のみなさんにとっても、かなりの労力と手間の軽減につながることでしょう。
(上記は認識誤りでした。以下、訂正です。)
目下、申請を受理する市区町村ではオンライン手続きに起因する混乱が広がっているようです。一部の市区町村では、オンライン受付の停止を始めたようです。
余談はさておき、オンライン上での手続きの流れは、総務省の特設サイトをみてもらえばわかりますので、大丈夫です。多分・・・
役所のウェッブサイトにしては、かなりわかりやすくできている印象でした。実際の体験をもとに、いくつかの注意点を交えて、実際の申請手続きの流れをお伝えしたいと思います。
オンライン手続きを解説
ここからは、オンラインで申請を行うことを前提に、手続きの流れを具体的に解説していきます。
オンライン手続きの準備作業
まずは、オンライン申請に必要な準備作業です。
総務省の特設サイトのこのページに載っているとおりですが、これを見ただけではちょっと分かりにくい部分もあるので、補足も含めて具体的に説明します。
具体的には、以下のものを事前に準備しておきましょう。
- 世帯主のマイナンバーカード
- 当該マイナンバーカード受取時に設定した暗証番号
- スマホで申請する場合は、マイナンバーカード読取対応のスマホ(こちらをご覧ください)
- パソコンで申請する場合は、パソコンとマイナンバーカード読取対応のカードリーダ(こちらをご覧ください)
- 上記のスマホ又はパソコンに「マイナポータルAP」をインストール(インストールするためには一定の動作環境が必要です。こちらをご覧ください)
- 振込先口座の確認書類(世帯主の口座のみでOK)
マイナンバーカードは必須ですので、お持ちでない方は、急いで取得しましょう。スマホやパソコンを用いてのオンライン申請も可能です。具体的には、こちらをどうぞ。
上記のうち、少し分かりにくいのが5.のマイナポータルAPのインストールと、6.振込先口座の確認書類です。
「マイナポータルAP」のインストールについては、総務省特設サイトの先ほどのページから入っていけば、ちゃんとインストールできるようになっています。インストールのやり方も出てきますので、迷うことは少ないでしょう。恐れずに手続きを進めましょう。
「振込先口座の確認書類」とは、要は銀行のキャッシュカードや通帳を写した写真のことです。インターネットバンキングのスクリーンショットでもOKです。申請手続きを進めていくと、アップロードを要求されます。
写真(又はスクリーンショット)には、「カナ氏名」と「口座番号」が写っていることを求められますので、それらが写り込んでいるものを用意しておきましょう。
「振込先口座の確認書類」は、複数の書類のアップロードが可能でしたので、もし1枚の写真(スクショ)ですべて写り込んだものがなければ、複数の写真(スクショ)を用意すれば良いと思います。
準備作業は、以上で完了です。
マイナポータルから手続きを進める
準備作業が完了したら、いよいよ申請手続きの開始です。
私はパソコンで申請を行いましたので、解説内容もパソコンからの申請を前提としたものになりますが、スマホからでも申請は可能です。
なお、パソコンで申請を行う場合、あらかじめカードリーダをパソコンに接続してマイナンバーカードをセットしておけば効率的です。
申請手続きは、「ぴったりサービス」のウェッブサイトから行います。このページです。「ぴったりサービス」に馴染みがない方も多いと思いますが、内閣府が運営している市区町村等へのオンライン申請ができるサイトです。
「ぴったりサービス」のウェッブサイトを開くと下の画面が表示されます。
市区町村が申請の受付を開始しているかを確認
まずは最初に、お住いの市区町村が申請の受付を開始しているかどうかを確認しましょう。下の画像の部分をクリックします。
そうすると、こんな画面が表示されます。この中に、お住いの市区町村があるかどうかを確認しましょう。
ここにお住まいの市区町村が載っていれば、申請手続きを進められます。もし、載っていなければ、受付を開始するまでもう少し待つしかないですね。
動作環境をチェック
お次は、動作環境のチェックです。もとのページに戻って、下の画像の部分をクリックしましょう。
準備作業がちゃんと終わっていれば、動作確認は問題なく終わるはずです。私は最初、「マイナポータルAP」をインストールしないまま突撃したので、下のような画面になりました。
ここで引っかかった方は、準備作業に戻ってやり直しましょう。準備作業が終了していれば、以下のような画面になるはずです。
STEP4の各項目にチェックを入れるのも忘れないようにしましょう。動作確認が終了すると、次に進みます。
申請先の市区町村と「特別定額給付金」の申請である旨を入力
もとのページ(ぴったりサービス)に戻って、先ほどの画面の下の方に、申請先の都道府県と市区町村を入力するところがありますので、そこから入力を開始します。
下の画面の「地域を選んでください」というところです。
都道府県と市区町村を選び終わったら、次は、「特別定額給付金」の申請である旨を入力します。下の画面のように、キーワード検索で、キーワードのところに「特別定額給付金」と入力してください。「10万円」と入力してもダメですよ。
「特別定額給付金」と入力して下の赤枠の「検索する」をポチッとすると以下の画面になるはずです。
「特別定額給付金」にチェックを入れて、下の赤枠の「申請する」から手続きを進めましょう。途中確認画面が表示されますが、確認をしてさらに手続きを進めます。
いよいよ入力開始。どんどん進めよう
さあ、いよいよご自身の情報の入力の開始です。ここから先は、もう一本道です。迷うことはないでしょう。メールアドレスと電話番号から入力していきます。どんどん入力を進めましょう。
なお、入力を進めていくと、申請者を入力する画面になりますが、ご家族全員分を申請する場合は、ちゃんとご家族全員分の名前を申請者のところに記載しましょう。記載漏れがあると、その人の分の10万円がもらえなくなるので気をつけましょう。
よっぽどの大家族でない限り、ご家族全員の名前を書くのに困らないだけの数の記入欄が用意されているはずです。
「振込先口座の確認書類」のアップロード
さらに入力を進めていくと、下のような、書類をアップロードする画面になります。予め用意しておいた「振込先口座の確認書類」をここでアップロードしましょう。
アップロードが終了したら、さらに画面の指示に従って入力や確認を進めます。
電子署名の付与
いよいよ申請も終わりに近づいてまいりました。最後に電子署名を付与します。いよいよマイナンバーカードの出番です
画面の指示に従って、マイナンバーカードを用いて電子署名を付与してください。くれぐれも画面の指示通りに手続きを進めるようにしましょう。
電子署名用の暗証番号を打ち込めば、無事に電子署名の付与は完了です。
手続き終了。メール送信かダウンロードかはお好みで。
電子署名の付与が終了すれば、手続きは終了です。
お疲れさまでした。
もうこれで10万円はあなたのものです。
最後に、申請内容をダウンロードかメールで送付できる画面になりますので、お好みに応じて、どちらかを行っておくと良いでしょう。なお、ダウンロードとメール送信の両方を行っておくことも可能です。
(まとめ)準備作業さえ終われば、手続きは簡単
正直、もっとも苦労するのは、おそらく準備作業の部分でしょう。
マイナンバーカードを持っていない人は、そもそもマイナンバーカードの取得から始めなければなりませんし、マイナンバーを取得したときに設定したパスワードも、忘れると、また市区町村の窓口まで行って再設定の手続きが必要になります。
パソコンやスマホも、あまりスペックが古いと、オンライン手続きに対応していないこともあります。
準備作業さえ滞りなく完了すれば、あとは簡単です。ものの10分もあれば、オンライン手続き自体は終わるでしょう。
せっかく政府が家計を支援してくれようとしているのですから、出来る限りスムーズに受け取って家計の足しにすると良いですね。この記事が皆さんのお役に立つことを願っています。
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