争奪戦をどう乗り切るか、それが問題です
ますます激しさを増す一般信用争奪戦。その影で、そこそこの優待があまり見向かれもせずになぜか放置されていたりもします。無理して泥沼の戦場で苦しい消耗戦を挑むよりも、もっと利口に戦える方法はないものか?
ノーガード戦法とは?
争奪戦に勝利する唯一の方法は人に取られる前に取ることです。先んじて欲しい銘柄をとってしまえば守りは完璧です。完全なるガードで力石徹のカミソリアッパーでもこれを崩すことはできません。しかし、そのために多くの消耗を強いられます。そう、力石が無理な減量で命を縮めたようにです。
さあ、そこで登場するのが矢吹丈のノーガード戦法です。もう守りは固めない。さあ、好きなだけ攻めちゃってください。攻めて、攻めて、攻め尽くして、みんなが疲れ切った頃に、残りものをいただきますよ。
そんな妄想にひたりながら、昨日(25日)、最終日の夜を迎えました。どうしてもほしい銘柄以外は、消耗戦からできる限り距離を置いてきました。温存した資金で、残っている銘柄を物色開始です。
その結果はいかに?!
その結果がこれ。22銘柄ほどいただきました。
- 名糖産業(2207)
- マツモトキヨシホールディングス(3088)
- TOKAIホールディングス(3167)
- オープンハウス(3288)
- ソフトクリエイトホールディングス(3371)
- システムリサーチ(3771)
- インテージホールディングス(4326)
- ゼリア新薬(4559)
- 長谷川香料(4958)
- ジャパンマテリアル(6055)
- アサンテ(6073)
- 東亜ディーケーケー(6848)
- 日信工業(7230)
- 日本プラスト(7291)
- ノジマ(7419)
- 第一興商(7458)
- 尾家産業(7481)
- 稲畑産業(8098)
- ケーズホールディングス(8282)
- 朝日放送グループホールディングス(9405)
- 日本管財(9728)
- 日伝(9902)
ケーズホールディングスはカブコム。それ以外はすべて楽天です。
けっこう大漁です。クオカード銘柄もそこそこ残っておりました。資金が尽きなければ、まだまだいけました。
ノーガード戦法のメリット
それでは、ノーガード戦法の利害得失を考えてみましょう。まずは、メリットから。
最小の労力ですみます
これが一番大きいですね。なんたって消耗戦に参加しないですみますから。
最小のコストですみます
最終日に残り物を漁るだけなので、おのずとクロス日数は最低限になります。今回は2日です。
その割に成果は高いです
1000円や500円のクオカードや金券がごろごろ。2000円のも残ってました。取得コストは20万円を2日間クロスしても50円以下です(楽天大口優遇の場合)。
ノーガード戦法のデメリット
次にデメリットも考えてみましょう。
欲しい銘柄が狙えない
ほしい銘柄が取れるとは限りません。というか、まず取れません。取れる銘柄は、完全に運任せです。どうしてもほしい銘柄は、やっぱり早めに取りましょう。
3月と9月しか使えない
残り物がたくさん出る3月末と9月末しかほぼ使えない戦法です。6月末や12月末でも厳しいでしょう。
最終日の夜は大変です
作業が最終日に集中するので、最後の夜は大変です。そんな日に夜の予定が入っていると死にます。メッシュは昨日飲み会でした。帰宅後11時過ぎからポチポチ始めたのですが、酔っ払って頭がうまく働きません。そうこうするうちに日をまたぐ12時前後は楽天銀行のメンテナンスタイム。資金スイープを使っていると一時的に注文ができずイライラします。もう、資金余力もよくわからん・・・。オエッ、気持ち悪っ。。。
事故が起きていないことを祈ります。皆さんも最終日に飲み会を入れるような無謀はやめましょう。しかし、自分の都合で決められない飲み会もたくさんあるのです。勤め人の悲哀ですね。
ノーガード戦法は有効か?!
ノーガード戦法は使いどころさえ間違えなければ、そこそこ有効な気がします。とくにこだわりのない人や忙しい人に向いています。ただ使える場面は限られます。真似するかどうかは、自己責任でお願いします。
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