12月優待おすすめ銘柄10選。超大型銘柄あり。コレを逃すと優待マニアとは呼ばれないぞ!!!

ベル

いよいよ令和元年も暮れようとしています。年の最後を飾る締めの花火が欲しいところです。

優待の世界で言えば、年末のフィナーレを飾るのは、きっとあの銘柄たちですね。権利確定日ベースだと大人のクリスマスプレゼント、受渡日ベースだとおとなのお年玉と言えそうです。

さあ、それでは、魅力的な12月銘柄の選りすぐりを見ていきましょう。

12月のおすすめ優待はコレだ!

サッポロホールディングス(2501)、アサヒグループホールディングス(2502)、キリンホールディングス(2503)

12月優待は銘柄数も多いので、ビール系3社はまとめて紹介です。銘柄コードも見事に連番です。

できればビール3社で談合をしていただいて、優待時期をもう少し各社で分散していただけると貰う側は助かるのですが、業界横並びの風習が確立されているようです。そろいもそろって、12月が優待月です。

ちなみに、ビール大手の一角に成長したサントリーさんは、ホールディングスは非上場、ビール子会社のサントリービールも非上場です。残念です。

さて、ビール3社の優待は、やはりビールがいただけます。優待利回りでいうと、サッポロとキリンが同程度、アサヒがその半分ぐらいの利回りでしょうか。

サッポロとキリンは約25万円程度の取得価格でビール4本、アサヒは約50万円の取得価格でビール4本といったところです。

なおサッポロとキリンはビール以外の飲料も選べます。

下の写真は、サッポロの優待品です。サッポロは100株取得でビール4本ですが、200株取得ででビールが8本に増えます。200株での優待倍増はサッポロだけです。

サッポロビール優待

黒ラベルだけではなくエビスが入ってますね。少し度数の高い高級ビールの定番です。加えて、サッポロさんは、200株以上の取得でさらなるおまけ優待がもらえます。下の写真をご覧ください。

サッポロホールディングスの優待割引券

サッポロライオンチェーン等で使える20%の割引券が5枚いただけます。1枚で10,000円を上限に割り引いてもらえますので、かなりの人数で行っても大丈夫ですね。おまけにしては、かなりの太っ腹です。

続いてキリンの優待はこんな感じです。プレミアム一番搾りが入ってますね。

キリンの株主優待品

アサヒは優待利回りが落ちるので、メッシュは最近取得していませんが、資金に余裕がある方は狙うと良いでしょう。

ビール3社の優待は、さすがにビール好きにはたまらない優待となっております。比較的3社とも取得は容易な印象です。メッシュはビール好きの奥様の命令で、毎年否応なく取得しております。拒否権はありません。

マクドナルドホールディングス(2702)

ご存知マクドナルドです。ここの優待はバーガー券、サイドメニュー券、ドリンク券がセットになったお食事券です。

マクドナルド株主優待

マクドナルドは6月と12月が優待月です。100株保有(取得価格約50万円)で、上記のセット券(バーガー、サイド、ドリンク)が6枚いただけます。300株保有で18枚、500株保有で30枚に増加します。

結構人気です。激しい競争で在庫がなくなることも頻繁ですが、補充も多い印象です。確実に取得したい場合は早めのクロスがおすすめですが、うまくやれば割と遅くても取得できます。取得時期の判断が難しい銘柄です。

まとめて使うこともできますし、バーガーだけ、ドリンクだけという具合に切り離して使うことも可能です。金券屋でも、バーガー券、サイドメニュー券、ドリンク券をそれぞれ切り離して販売しているところもあります。

ハンバーガー券は、17時以降の夜マックでの利用も可能です。通常はプラス100円でパティが倍ですが、優待のハンバーガー券を持っていけば、追加料金無しでパティが倍です。

サイドメニュー券は、マックフライポテト(Lサイズまで)とマックナゲット(5ピース)の購入が可能です。キャンペーン増量メニューには使えません。

ドリンクメニューは、ドリンク類に使えます。ソフトクリームがドリンクに乗っているマックフロートにも利用可能です。

マックポテトとドリンク

週に何回かは、どうしてもジャンキーなものを食べたくなりますね。そんなときにマクドナルドの優待券を持っていると間違いなく幸せな気分に浸れることでしょう。

ヒューリック(3003)

12月優待でカタログギフトといえば、ヒューリックです。不動産会社で、都心の立地の好いところに多く所有物件を見かけます。

在庫数が多いので、比較的容易に取得できるでしょう。300株保有(取得価格35万円程度)で3,000円相当のグルメギフトカタログをいただけます。

生鮮品や加工食品、スイーツなど幅広い中からチョイスできますが、メッシュは結局日持ちのするものを選びます。前回は、高級レトルトカレーにしました。

イサゴビーフカレー

グルメ系は、いくらもらっても困ることはありません。カタロググルメが好きな方は、この銘柄を狙うと良いでしょう。

アークランドサービスホールディングス(3085)

アークランドサービスはとんかつの「かつや」を運営する外食企業です。最近は肉めしの「岡むら屋」、からあげの「とりから」など業態を広げつつあるようです。それに伴って、優待券の使い勝手も増しています。優待族には嬉しいですね。

外食系の例にもれず大人気の銘柄です。権利日近くでのクロスは困難です。取得したい方は、早めにクロスするようにしましょう。

優待券は550円の食事券です。消費税分を入れた金額設定にしてくれているのでしょうか。でも消費税が10%に上がる前からずっと550円でした。とにかく、50円分得した気分になりますね。

アークランド株主優待

100株保有(取得価格約20万円)で1,100円分、200株保有(取得価格約40万円)で2,200円分、1,000株保有(取得価格約200万円)で11,000円分の食事券をいただけます。

かつやはカツ丼がお手軽価格でいただけます。たまに無性に食べたくなりますね。下の写真はヒレカツ丼です。こってり食べたいのに少しでもあっさりを目指したいという欲張りな方は、こちらのメニューをお選びください。

かつやのヒレカツ丼

からやまは、最近急速に店舗網を拡大しています。出汁にこだわったからあげが珠玉です。からあげが美味しいだけでなく、とろろ昆布の味噌汁や食べ放題のイカの塩辛など脇役陣が本当に素晴らしいです。

揚げ物好きは、ここの優待を取得しないで通り過ぎることは難しいでしょう。

すかいらーくホールディングス(3197)

いよいよ優待界の横綱の登場です。

優待マニアでこの名を知らない方はいないでしょう。東の横綱のすかいらーく関です。ガストやジョナサン、バーミヤンといったファミレスチェーンを運営する会社ですが、ファミレス以外にも様々な外食形態を展開しています。

ここの最大の魅力は、優待利回りの高さです。優待月は6月と12月。12月であれば、100株保有(取得額約20万円)で3,000円分、500株保有(取得額約100万円)で18,000円分、1,000株保有(取得額約200万円)で36,000円分の食事券がいただけます。

もらえる食事券が多すぎて、少し消化に困るレベルです。

優待大盤振る舞いは、かつての筆頭株主であった米系投資会社ベインキャピタルの持株売り抜け対策との噂もありました。一気に優待額が3倍に引き上げられた後、ベインキャピタルが保有する全株式を売却したのは2017年のことです。

ベインキャピタルの影響がなくなった現在も、2年以上優待水準は維持されています。しかし常に優待改悪の噂は絶えません。会社自身も、優待が利益の下押し要因であることを認めています。今後の動向から目が離せませんね。

さて、大人気のすかいらーくですが、年々取得が厳しくなる印象です。優待が現行水準になった後もしばらくは、1ヶ月前なら余裕で取得できましたが、最近は、1ヶ月前では取得は相当困難です。在庫数はそれなりにありそうですが、それを上回る需要の多さです。

どうしても取得したいのであれば、早めのクロスが良いでしょう。

すかいらーく株主優待カード

上の写真のような優待カードがいただけます。500円単位でしか使えません。800円の食事をしても優待カードで払えるのは500円です。1,200円の食事をしたら1,000円を優待券で払えます。

残りは現金やカードで支払うことになります。ジェフグルメカードも使える場合が多いので、お持ちのかたは、端数にジェフグルメカードを使うとよいでしょう。きっちりお釣りが出ます。

ガストは比較的価格帯が安いですが、最近は人手不足の影響か、値上がりが進んでいるようです。客層も学生さんが多く、少し店内がガヤガヤして落ち着きに欠けます。

ジョナサンはガストよりも価格帯は上ですが、美味しいです。特にファミレスの定番であるハンバーグは、ジョナサンのほうがだいぶ味は上ですね。下の写真はジョナサンのハンバーグ&チキン南蛮です。

ジョナサンのハンバーグとチキン南蛮

ほかにも、回転寿司の魚屋路や喫茶店のむさしの森珈琲なども運営しています。どちらもそこそこ高級路線で、チェーン店の割には結構な値段です。

様々な外食が楽しめますので、忙しい主婦の心強い味方です。奥様孝行としても、是非取得を検討したい銘柄ですね。

ブロードリーフ(3673)

お次はもう一方の横綱の登場です。

ブロードリーフです。ここは毎年のように優待内容が変わるのですが、ずっと横綱格を維持しています。特に2018年12月期の優待は、もはや伝説の横綱、国民栄誉賞の千代の富士クラスと言って良いでしょう。

百聞は一見に如かず。下の写真をご覧ください。

ブロードリーフの株主優待である額面一万円のクオカード

1,000円のクオカードではありません。すべて10,000円のクオカードです。2018年12月期は、10,000株保有(取得価格約650万円)でクオカードが10万円分いただけました。

ここまで高額の優待をいただけるのは、一部の私鉄会社の超大口株主向けフリーパスを除くと、ブロードリーフぐらいです。

2019年10月に優待改悪が発表され、現在の優待の上限は、2,000株保有(取得価格約130万円)で、20,000円分のクオカードとなりました。それでも、これだけの高額のクオカードをもらえる銘柄はほかにありません。1,000円のクオカードをもらえる並の会社の実に20社分のクロスが1社だけでできちゃいます。

しかも優待利回りも秀逸です。ブロードリーフは、まさにクオカード銘柄の国士無双です。

ブロードリーフは、取得も容易ではありません。確実に取得したいのであれば2、3ヶ月前のクロスが必要でしょう。しかし、その労苦を補って余りあるベネフィットがあります。金券好きの方は見逃すことのできない銘柄ですね。

楽天(4755)

日本を代表するIT企業の一つ、楽天株式会社です。

優待は年1回の12月。楽天市場や楽天トラベルなどで使用できるクーポン券がもらえます。100株保有(取得額約10万円)で、楽天市場クーポンが500円分(100円✕5枚)、楽天トラベルの国内宿泊クーポンが2,000円分いただけます。

トータルの優待利回りはとても高いのですが、クーポンには数カ月程度の利用期限があり、楽天市場や楽天トラベルを日頃からある程度使っている人でないと、優待を使いこなすのは難しいかもしれません。

逆に、普段から楽天を多用している方には、非常に価値ある優待です。詳しくお知りになりたい方は、以下の画像をご覧ください。

楽天優待案内
楽天優待案内

野球の楽天イーグルスやサッカーのヴィッセル神戸のチケットを優待価格で購入できる特典も含まれているようです。お好きな方は取得を検討されると良いでしょう。

小林製薬(4967)

日用品・健康・美容系の優待といえば、小林製薬です。

自社製品の中から様々な製品を選ぶことができます。まさに「あったらいいな」という商品が並んでいて目移りします。

100株保有(取得額約85万円)で5,000円相当の商品を選べます。少し前まで5,000円程度の株価でしたので、優待利回りもなかなか優秀でしたが、最近は8,000円を超える水準まで株価が上昇した分、優待利回りは下がり気味です。

メッシュの家では、この手の優待はメッシュに選択の自由はありません。奥様が全て欲しいものを決めています。その奥様が前回選んだのはコレです。

小林製薬株主優待

奥様が勝手に申し込んで、勝手にもらって、勝手に使っています。まあ、たしかにオッサンが欲しがるようなものがあるのかと問われれば・・・、実際使うのは糸ようじぐらいかな?

ロイヤルホールディングス(8179)

ロイヤルホールディングスは、ファミレスのロイヤルホストを運営する外食企業です。天丼の「てんや」も運営しています。

優待月は年2回で6月と12月。ロイヤルホストやてんやで使えるお食事券がいただけます。

ロイヤルホールディングス株主優待

100株保有(取得価格約26万円)で500円分の食事券ですが、500株保有(取得価格約130万円)で5,000円分、1,000株保有(取得価格約260万円)で12,000円分となります。保有数が増すほど優待利回りが良くなるので、クロスされる方は最低でも500株、できれば1,000株のクロスを目指しましょう。

最も優待利回りが良くなる1,000株保有でも、その優待利回りはイマイチです。それなのに、優待族の間ではロイヤルホールディングスはなぜか大人気です。

ただでさえ外食系ということで人気が高いのに加え、ロイヤルホストの料理の美味しさと居心地の良さがさらに人気を押し上げているのでしょう。

ロイヤルホストはファミレスの中では最高級の位に位置します。公式な格付けがあるわけではありませんが、ファミレスユーザーのほとんどがそう思っています。値段は高いですが、味は他のファミレスとは一線を画します。店内は落ち着いた雰囲気で座席もゆったりと広く居心地が良いです。

ただ、最近人手不足の影響か、ますます値段が高くなってきたような・・・。下手をすると、ホテルのランチビュッフェ並みの価格になっちゃったメニューもあります。もう、ここまでくるとファミレスと呼んでいいものだろうか・・・

人気が高いだけに、取得は難しめです。確実にクロスするなら、1ヶ月前までにはクロスを終えておきましょう。値嵩株だけに1,000株を1ヶ月以上クロスすると貸株料も相当嵩みます。4,000円〜5,000円程度は覚悟しておきましょう。

もしロイヤルホストにそこまでこだわりがないのであれば、他のもっと優待利回りの良い銘柄に資金を回したほうが、資金効率を上げることができるでしょう。

功罪の問われる銘柄です。でも、本当に美味しいんですよね。最後に写真だけでもどうぞ。

GMOインターネット(9449)

いよいよ最後の銘柄となりました。

トリを飾るのはGMOインターネットです。日本の大手IT企業の一角です。ここの株主優待は、グループ内の様々な企業のサービスで使えるやクーポンやキャッシュバックです。

株主優待パンフレット(抜粋)を載せておきます。どうぞご覧ください。

GMOインターネット株主優待

100株保有(取得額約20万円)で、上記優待が全て受けられます。

注目すべきは、上記2のGMOクリック証券に関する優待ですね。5,000円までの取引手数料が全額キャッシュバックされます。結構大きな額です。まさに優待族の必需品です。これを使い倒すだけで、相当な優待利回りとなります。ただ残念ながら、信用金利や貸株料はキャッシュバックの対象ではありません。

そのほか、1のくまポンの2,000円分ギフト券(500円✕4)も結構使えます。くまポンはGMOインターネットの子会社が運営する共同購入サイトです。ここの通販はすべて送料無料なので非常に使いやすいです。たまに覗くと、オトクなものが売られていたりします。メッシュは電池などをよく買っています。

3のグループ会社のサービス割引も人によっては重宝するでしょう。お名前ドットコムでドメインを取得管理している場合は、優待を使って実質無料でドメインを維持することも可能です。

まとめ

12月優待ベスト10をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

魅力的な銘柄が多い12月ですが、その中でもすかいらーくホールディングス(3197)とブロードリーフ(3673)がオトクさと価値の高さで突出していますね。是非獲得したい銘柄ですが、全国の優待マニアが狙っていますので、競争は激しいです。

上記2銘柄以外にも、魅力的な銘柄はたくさんあります。皆さんの豊かな優待ライフのお役に少しでも立てば幸いです。

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