2月は、3月や9月ほどではありませんが、優待実施企業の多い月です。しかも魅力的な優待が目白押し。実質的に、1年の優待取りが本格的にスタートする月といって良いですね。
まだまだ寒さが続く時期ですが、優待取りはヒートアップ、熱さを増していきます。
2月は伝統的に小売関係の決算が集中します。そのため我々消費者にとって身近な銘柄が揃っていますよ。さあ、そんな2月の魅力的な優待をご紹介していきます。
アダストリア(2685)
ファッション関係の小売企業です。「GLOBAL WORK」や「niko and …」、「studio CLIP」、「LAKOLE」、など多彩なブランドを展開しています。
女性向きのブランドが多いですが、「niko and …」や「LAKOLE」のように男性でも楽しめるブランドもあります。
優待月は年1回の2月。2020年2月から優待が変更されて長期保有株主が優遇されることになりました。変更内容はこちらの会社発表をどうぞ。
100株保有で3,000円分の優待券、2年以上保有すれば5,000円分の優待券に増額されます。
保有株が増えるともらえる優待券も増えますが、優待利回りは大幅に低下します。
ファッションだけでなくバッグなどの小物や雑貨も扱っています。
メッシュはLAKOLE(ラコレ)で頭のツボを刺激するこんなグッズを買いました。
これで頭を刺激すると、明らかに血流が増しているのが分かります。ちょっと小難しいことを考えて知恵熱が出てきたような感覚を味わえます。わずか1,500円程ですが、明らかに効果が実感できるので、けっこうおすすめですよ。
例年、権利付き最終日の2〜3週間前ならクロスできる印象ですが、今年はどうでしょうか?優待変更もあってちょっと読めませんね。
100株の取得に要する額は20万円ちょっとです。それで3,000円の優待券ですから、お得感は高いです。ファッションや雑貨に興味のある方は、是非取得を検討されてはいかがでしょうか。
ビックカメラ(3048)
ご存知、家電量販店のビックカメラです。大きな駅の駅前など一等地に大型店舗を構える戦略で、郊外型を展開する他の家電量販店と張り合っている業界の雄です。
優待月は年2回で2月と8月。2月の場合は100株保有で2,000円分の買物券がもらえます。保有株が増えると優待額も増額され、10,000株保有で25,000円分の買物券です。株数が増えると優待利回りはどんどん低下していきます。
100株保有が最も利回りは良くなるのですが、大量にクロスする人もいるようです。ビックカメラは、家電だけでなく時計やドラッグ、日用品、旅行用品なども扱っていますので、あなたが欲を捨てた仙人でもない限り、必ずや欲しいものを見つけることができるでしょう。大人気の優待です。
下の写真のような買物券がいただけるのですが、コレを使って買物をしてもポイントがつきません。ちょっと残念ですね。年賀はがきや金券類など一部買えない商品があります。
そんな制約はあるものの、ビックカメラの優待券は金券ショップでも大人気で、思いの外高値で買い取ってくれます。ちゃんとした店で売れば、額面の9割を下回ることはないでしょう。
いくらあっても困らない、そんな優待がビックカメラの優待券です。在庫の供給が潤沢で、クロスも比較的容易な銘柄です。これは、優待族としては見逃せませんね。
優待初心者にも自信を持っておすすめできる優待の一つです。
ドトール・日レスホールディングス(3087)
ドトールコーヒーショップを運営する会社ですが、洋麺屋五右衛門、星乃珈琲店などの業態もチェーン展開しています。
この銘柄の優待は、ドトールで使えるプリペイドカード(株主ご優待カード)です。
100株で1,000円分のプリペードカードがもらえます。300株で3,000円分、500株で5,000円分となります。
株数が増えても優待利回りは変わりませんので、コーヒーショップをよく利用される方は、余力が許せば500株の取得を検討されてはいかがでしょうか。
取得額20万円ちょっとで1,000円の優待券ですので、優待利回りはそれほど良くはありません。できれば、権利付き最終日の1週間ほど前に取得したいところですが・・・
ドトールはコーヒーも美味しいですが、軽食もなかなかです。ちょっとした仕事の合間の息抜きに立ち寄るのもよし、休日の朝にのんびりとした時間を過ごすために赴くのもよし、コーヒー好きには是非おすすめしたい優待銘柄です。
ウエルシアホールディングス(3141)
ウエルシア薬局を展開するドラッグストア業界の大手企業です。積極的に他のドラッグストアチェーンを併呑している感があり、首都圏でも最近急速に店舗が増えています。
ここの優待はグループ店舗での買物に使える優待券です。
100株で3,000円分の優待券がいただけます。500株で5,000円分、1,000株で10,000円分となります。優待利回りは100株が最も高くなります。
なお、希望すれば優待券をお米やカタログギフト、Tポイントと交換することが可能です。優待券を同額分のカタログギフトやTポイントに交換できるのですが、カタログギフトはさておき、同額分のTポイントにも交換できるところがすごいところです。3,000円の優待券が3,000円分のTポイントに交換できます。
3,000円分のTポイントを使うと、毎月20日のお客様感謝デーに4,500円分の買物をウエルシア薬局ですることが可能です。詳しくはこちらをご覧ください。このキャンペーンが未来永劫続くことを祈ります。
もうおわかりですね。この銘柄に関しては、優待券をそのまま使うのではなくTポイントに交換するのが最もお得です。メッシュも毎年必ず優待券をTポイントに交換しています。
優待利回りは、取得額が60万円程度で優待券3,000円と、あまり良くありません。それでもTポイントに交換でき、4,500円分の価値があると思えば、そこそこの優待利回りに思えてきます。
資金的に余力があれば、ぜひゲットしておきたい優待といえるでしょう。
コメダホールディングス(3543)
コメダ珈琲店を展開する会社です。名古屋のほうが地盤のようですが、最近は首都圏でも店舗をよく見かけます。
ここの特徴は落ち着いた雰囲気でコーヒーが楽しめる点です。安さと早さを売りにする街中の珈琲チェーン店とは一線を画しています。新聞や雑誌なども充実しており、長くゆったりと落ち着ける喫茶店本来の雰囲気作りを目指しているようです。
そして、デザートの美味しさが特筆ものですね。名物はシロノワール。ご存知無い方はこちらをどうぞ。
コーヒーはもちろん、ビーフシチューやハンバーガーなど料理も美味しいですよ。
アイスコーヒー(たっぷりサイズ) ビーフシチュー ドミグラスバーガー
優待月は年2回で2月と8月。100株保有で1,000円分のプリペイドカード(KOMECA)がいただけます。カードがいただけるのは最初に優待を取得したときで、継続保有の場合、2回目以降は既にもらっているカードに1,000円分のチャージが追加されることになります。
したがって、使い終わってもカード(KOMECA)を捨ててはいけません。もし捨てたり紛失した場合はカード(KOMECA)の再発行が可能ですが、手数料を500円(税込)とられます。
なおこの企業は、議決権を行使するとさらに500円分のチャージがいただけます。このことは、会社のウェッブサイトでも公表されています。出席しなくても総会のお土産がもらえるようで、うれしい心配りですね。
この分を合わせると、トータルで1,500円分。取得額は20万円ちょっとですから、優待利回りはまあまあですね。忘れずに議決権を行使しましょう。
取得は比較的容易で、1〜2週間前でクロスできる印象。落ち着いてコーヒーを楽しみたい方におすすめの銘柄です。
コーナン商事(7516)
ホームセンターのコーナンを運営する会社です。もともとは関西が地盤ですが、最近ものすごい勢いで関東に進出しています。首都圏でも本当によく店舗を見かけるようになりました。
ここの優待は、ホームセンターコーナンの店舗で使える商品券です。
この商品券は使用期限がないので、コーナンの店舗がある限りいつまでも使えます。焦って使う必要は一切ありません。またこの商品券、お釣りが出ます。100円のものを買えば、900円のお釣りが現金でもらえます。
したがって、店に行く前よりも買物をして帰るときのほうが手持ちの現金が増えていることもしばしばです。買物をすればするほど手持ちのお金が増えるというまさに打出の小槌モード。とってもオトクな気分に浸れます。
あらゆる意味で、優待史上まれに見る使い勝手に優れた優待品といってよいでしょう。
優待月は年1回の2月。100株保有で1,000円の商品券が1枚いただけます。保有株数が100株増すごとにもらえる商品券が1枚(1,000円)ずつ増えていき、1,000株保有で最高10,000円分の商品券がいただけます。
100株保有するのに必要な額は25万円前後で、優待利回りとしてはイマイチですが、それを補ってあまりある使い勝手の良さです。
コーナンはホームセンターですので、台所用品や衛生用品、家事の道具など幅広い買物が可能です。ヒーターや照明などの電化製品も購入可能です。DIYがお好きな方は、各種建材や道具なども揃っています。
取得して困ることは絶対にありません。万人におすすめしたい優待です。
なお、優待利回りがイマイチなので、取得は比較的容易です。2週間程度前であれば、クロスは十分可能でしょう。
スギホールディングス(7649)
スギ薬局を展開する会社です。東海が地盤ですが、最近は首都圏でも普通に見かけます。つい最近も新橋の金券ビルであるニュー新橋ビルに新たに開店してました。
ドラッグストア業界も競争が激化してますね。
優待月は年1回の2月。ここの優待は、やはりグループ店舗で買物に使える優待券です。
額面1,000円というのは、なにげに使いづらいです。コーナン商事のようにお釣りでももらえれば良いのですが、ここの優待券はお釣りは出ません。でも普通に薬を買う分には、あまり困らないかも。
ドラッグストアですので、薬はもとより日用品や食品、飲料、店舗によっては弁当まで売っています。なにがしか必要なものを見つけることはたやすいでしょう。
100株保有で3,000円分の優待券がいただけます。1,000株で5,000円分に増えますが、優待利回りは大幅に低下します。
100株保有に必要な取得額は55万円程度ですので、この場合の優待利回りは可もなく不可もなくといったところでしょうか。
株主には、優待券に加えて、さらに優待パスポートが配布されます。これを会計時に提示すると、3,000円(税込)ごとに150ポイントが進呈されます。これは、Maxで5%分のポイントに相当します。
ドラッグストアをよく利用される方には価値の高い優待パスポートです。近くにスギ薬局グループの店舗がある方は、是非、優待の取得を検討されてはいかがでしょうか。
しまむら(8227)
ご存知、女性向けのファッションセンター「しまむら」を展開する企業です。女性向けと書きましたが、実は男性向けや子供向けの服飾や雑貨も扱っています。
ファッションセンターしまむら しまむらの店内
ちなみに男性向けの用品売り場はこんな感じです。これなら、男性の方でも欲しいものが見つかりそうです。
優待月は年1回の2月。権利日は2月20日です。月末ではありませんので取得を狙う場合は気をつけましょう。
ここの優待はしまむらのグループ店舗で利用できる買物券です。
なお、買物券の使用期限も2月20日です。中途半端な期限ですので、使い忘れにはくれぐれもご注意を。
しまむらは熱烈な女性ファンがいますので、そういう方はいくらこの券があっても困らないでしょう。メッシュの義姉もしまむらが大好きです。とにかく暇さえあればしまむらに行っています。なにがそんなに楽しいんでしょうか?メッシュには理解できませんが、きっと惹きつけて離さない何かがあるんでしょうね。
100株で2,000円分の買物券がいただけます。1,000株で4,000円分、3,000株で6,000円分、5,000株で10,000円分となります。株数が増えると優待利回りが大幅に低下しますので、取得を目指す方は、ほぼ100株狙いでしょう。
割と値嵩株で100株の取得に80〜90万円ほど必要です。したがって、優待利回りはお世辞にも良いとは言えません。ただし、2月20日が権利日なので、その取得資金を、月末の優待取りにさらに使うこともできます。これなら、優待利回りの悪さに多少目をつむっても取りにいけますね。
ただし、あまり早くクロスすると、貸株料がかさみます。できれば直前にクロスしたいところですが・・・
イオン(8267)、イオンファンタジー(4343)、イオンモール(8905)、イオンディライト(9787)
日本の小売業界を代表する企業の一つ、イオンです。この企業を知らない日本人はいないでしょう。日本のスーパーマーケット業界の最大手です。そのほか様々な小売業態を展開しています。
上場しているグループ企業も2月優待が多いです。たくさんありますので、もうまとめて紹介です。
同じグループ内の企業とはいえ、優待内容は、各社ごとにかなりユニークです。
イオン(8267)
総合スーパーを展開するグループの中核会社。その気になれば、生活に必要な品物のほぼすべてをここだけで調達することも可能でしょう。
時季外れの衣料品などの値引きは半端じゃありません。そういうものを狙って買いに行くと、驚きの安さで品物の購入が可能です。チラシ掲載期間が終わったあとあたりに、ちょっと場末の店舗に買いに行くのがコツです。メッシュもイオンさんには本当にお世話になっています。
優待月は年2回で2月と8月。優待としてイオンオーナーズカードが発行されます。
このオーナーズカードを会計時に提示すると、半期で累計100万円までのお買い物に対し、一定割合のキャシュバックが受けられます。金券類などの購入はキャッシュバックの対象外です。
キャッシュバック率は、保有株数に応じて変化します。具体的には次のとおりです。
資金効率的には100株が最も良いですが、イオンのヘビーユーザーだと3,000株の取得を目指される方も多いようです。7%もキャッシュバックされると、本当にすべての買物をイオンでしたくなりますね。自縄自縛に陥りそうです。
メッシュは資金的な余力の関係で、常に100株取得です。
なお、オーナーズカードの特典として、イオンモールに設置されているイオンラウンジを使用することができるようになります。無料でコーヒーや清涼飲料、野菜ジュースなどが飲めますので、買物で疲れたら一服するのにもってこいです。イオン株主の間で大人気です。
さらに2月優待では、1,000株以上の長期保有(3年以上)株主に対し、イオンギフトカードが追加で配られます。
一般信用売りの在庫は潤沢で、取得は極めて容易です。例年、権利付き最終日の直前でもクロスが可能です。
イオンをよく利用される方には、間違いなくおすすめの優待です。
イオンファンタジー(4343)
イオンモールなどに設置されているゲームコーナー(モーリーファンタジーなど)を運営する会社です。
子供向けの施設かと思いきや、結構大人も遊んでいます。大人も子供も楽しめる施設のようです。
優待月は年2回で2月と8月。ここの優待は、モーリーファンタジーで利用できる優待券です。
イオンファンタジー(4343)株主優待券 イオンファンタジー(4343)株主優待券
2月は、優待券に加えて魚沼産コシヒカリがもらえます。お米をもらって困る人はいませんね。しかも日本の最高峰ブランドである魚沼産のコシヒカリです。
その年の新米が秋に送られてきます。
株数が増えると、もらえる優待券が多くなりますが、お米の方は必ずしも比例してたくさんもらえるわけではないようです。
優待券に加えてお米までもらえるとあって、2月は特に人気が高い銘柄です。直前のクロスはほぼ不可能です。確実な優待取得のためには、1ヶ月前までにはクロスを行うようにしたほうが良いでしょう。
イオンモール(8905)
その名のとおり、イオンモールの開発や運営を行うディベロッパーです。イオンモールは巨大なところも多く、移動するだけで疲れます。若くないと、ちょっと体力が持たないです。
イオンモールの優待は、年1回の2月。親会社のイオンに倣って、是非優待も年2回に増やしてもらいたいものです。
優待の内容は選択制で、イオンギフトカード、カタログギフト、カーボンオフセットの購入の中から選べます。
がめついメッシュは、イオンギフトカードの1択です。
株数が増えると、優待内容も増額されますが、優待利回りは低下します。
長期保有(3年以上)で1,000株以上の株主には、追加でイオンギフトカードが配られます。
取得額20万円弱で3,000円のイオンギフトカードがいただけます。優待利回りも良く、かなり人気です。一方で、在庫の補給もそれなりにあり、クロスがそれほど難しいわけではありません。2週間前くらいを目処にクロスすると良いでしょう。
イオンギフトカードはほぼ現金と同じ価値があります。イオンモールに行く機会のある方には、強くおすすめできる優待です。
イオンディライト(9787)
イオンシリーズのとりを飾るのはイオンディライトです。イオングループの施設管理会社です。
優待月は年1回の2月。同じイオングループでも、なぜか年2回優待組と年1回優待組に別れますが、この会社は後者の方です。
ここの優待も選択制で、トップバリュ商品(2,500円相当)、イオンギフトカード(2,000円分)、ハウスクリーニング券(2,500円割引)の中から選べます。
イオンギフトカードにすると若干ディスカウントされるようで残念ですが、それでもがめついメッシュは、現金と同様に使えるイオンギフトカードを選びます。
株数が増えると、優待内容が増額されますが、優待利回りは大幅に低下します。普通の方は100株狙いでしょう。
ハウスクリーニング割引券が選べるところがユニークですね。さすが施設管理会社。特技を優待にも活かしているようです。
イオンモールを利用される方はもとより、ハウスクリーニングを利用される方にもおすすめの優待です。
100株を取得するのに35万円前後必要ですので、あまり優待利回りはよくありません。それでも、イオンモールと同じくらい例年人気があります。
クロスされる方は、2週間前ぐらいを目処にクロスされたほうが良いでしょう。
ニトリホールディングス(9843)
さあ、2月優待もとうとう最後の銘柄となりました。
最後を飾るのはニトリホールディングス。ご存知ニトリを展開する企業で、家具、インテリア関係の製造小売りでトップを走っています。
優待月は年1回の2月。権利日は2月20日です。月末ではありません。ここの優待は、ニトリやデコホームでのお買物に使える10%割引券です。
1枚で買上金額10万円(税込)まで使えます。したがってこれ1枚で最高1万円の値引きが受けられることになります。
10万円を超える買物の場合は複数枚使うことも可能です。家具の場合は特に値段が嵩むことがありますので、複数枚使えるのは助かりますね。
100株保有で5枚の割引券がいただけますが、1年以上保有していると10枚に増えます。また、500株を1年以上保有していると、もらえる枚数は15枚にまで増えます。
ここの割引券は大変人気があるので、1年以上保有の長期認定を狙う優待投資家が多いです。端株でつなぐ場合は、8月時点での空クロスが必須です。
この割引券の裏面には「おねがい」と題して、以下のような記載があります。
「本券は、ニトリホールディングスの株主様に限りご使用いただけます。なお、本券のご使用にあたり、本券表面のご氏名欄に株主様のご氏名をあらかじめご記入いただきますようお願いいたします。(ご記入内容は、本券によるお会計以外の目的には使用いたしません。)」
このような記載がありますが、なぜかヤフオクなどで大っぴらに売られています。株主かどうかのチェックが会計時に行われたとの報告も無いようです。
あまりえげつない使い方をされると会社の方でも対策を講じるのかもしれませんが、コレまでのところ黙認状態のようです。売買や使用はあくまでも自己責任といったところです。
よく考えてみれば、株主以外の方が利用されたとしても、10%引きで大きな買物をしてくれるのであれば、会社にとってはありがたいはずです。今のあいまいな状態が、利用者にとっても会社にとっても居心地の良い状態であることだけは間違いなさそうです。
ヤフオクでの値段は残存期間や需給にもよりますが、1枚当たり1,000円〜2,000円程度です。10%割引券としては異例の高額と言って良いでしょう。ここらへんが人気の秘密かもしれません。
リスクはゼロではないので、自己使用を前提とされる方以外は、玄人向きの銘柄と言えるかもしれません。
ニトリで大きな買物を予定している方にとっては喉から手が出るほど欲しい割引券であることは間違いありません。そのような方にこそおすすめしたい優待です。
(まとめ)2月優待
魅力的な2月優待の数々、いかがだったでしょうか。
2月は小売関係企業の決算が多いので、本当に身近に使える優待が多いです。ドラッグストア、家電量販店、総合スーパー、家具、ファッションなど、ひととおりの企業が揃っていますので目移りしますね。
優待クロスされる方は、いくら資金があっても足りないぐらいでしょう。皆様が豊かな優待生活を送られることを願っています。
なお記事の本文中にあるクロス時期等の記載は、あくまでも例年の経験に基づく筆者の独断的見解です。なんらかの結果を保証するものでは一切ありませんので、投資は自己責任でお願いします。
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