1月は優待閑散期です。こんな時期に決算をもってくる企業の気がしれませんね。でも優待マニアにとっては、閑散期の1月に優待を実施してくれる企業は、とても有り難い存在です。
小粒でもキラリと光る優待がいくつかあります。今日は、そんな1月優待の目玉をご紹介しますよ。
積水ハウス(1928)
ご存知ハウスメーカーの積水ハウス。お米優待の雄でもあります。優待月は年1回の1月です。
毎年、お米がいただけます。その年の新米を秋に送ってくれます。1月優待なのに優待をいただけるのが10月後半以降。文字通り忘れた頃にやってきます。
ここの優待は、新潟県の魚沼産。泣く子も黙る日本のお米の最高峰の産地銘柄です。
いただける量も5kgで、これなら大家族でも満足です。市販価格で3,500円〜4,000円程度はします。
お米をもらって困る人はいないでしょう。大満足の優待なのですが、優待を取得するためには1,000株の保有が必要で、必要資金は最近の株価水準を考慮すると軽く200万円を超えます。優待利回りはあまり良くないですね。
取得は例年容易です。直前でもクロスできる印象です。
本当に美味しいお米で品質的にハズレはありませんので、資金に余裕のある方はぜひ取得を狙ってみてはいかがでしょうか。
ダイドーグループホールディングス(2590)
飲料メーカーのダイドーです。優待月は年2回で、1月と7月。権利日は1月20日と7月20日なので、取得を目指す方は月末と間違えないようにしましょう。
(1月10日追記)
昨年12月に会社から発表された内容によれば、優待は1月の年1回に変更されるようです。
ここの優待は、3,000円相当の自社製品です。大きな箱でドカンと送ってくるので、なかなか壮観です。
缶コーヒーが有名ですが、それ以外にも、お茶や紅茶、清涼飲料、トマトジュースまで含まれており、飲みたいものを容易に見つけることができるでしょう。
なかでもメッシュの家で評判が高いのがゼリーです。なかなかのお味で、自腹でも購入しているぐらいです。いっそのこと、優待箱をゼリーで埋め尽くしてもらいたいです。
優待は100株保有でいただけます。最近は株価が下がり基調なので、必要資金は50万円を下回ります。クロスも比較的容易な銘柄です。見栄えの華やかさはどこにも負けない優待ですので、是非ご家族でどうぞ。
トーホー(8142)
食品の流通業者。卸売がメインのようですが、トーホーストアというスーパーも西日本で展開しています。
優待は年1回の1月。スーパーで使える買物割引券がもらえます。200株以上かつ1年以上の保有だとセレクト商品の詰め合わせも選べます。メッシュは関東在住なので、買物割引券をもらっても使えません。セレクト商品狙いの1択です。
下の写真が200株でもらえるセレクト商品の詰め合わせです。名付けて「月」。
さらに、下の写真は400株でもらえるセレクト商品の詰め合わせ。こちらの名前は「華」です。
オリジナル商品としてコーヒーが入っていますが、このコーヒーはメッシュの家中で大絶賛です。関東在住のメッシュは店舗での購入ができませんので、優待だけが頼みの綱です。
昨年(2019年)の1月は、経過措置として保有期間が1年未満の株主も優待がもらえたのですが、2020年1月期からは、セレクト商品の優待は1年以上の株主のみとなります。
メッシュは端株でつないでいますが、取得できるかどうかはわかりません。どうか無事に取得できますように。。。
結果が分かったら、またこのブログでお伝えさせていただきますね。
東京ドーム(9681)
あの東京ドームを運営する会社です。
ここの優待は、年1回の1月。東京ドームシティのアトラクションや東京ドームホテルでの食事に使える「得10チケット」と東京ドーム内の各種物販・食事店舗で使える500円優待券の2つがメインです。
そのほか、3年以上にわたり2,000株以上を保有していると野球株主証がもらえ、プロ野球(巨人戦or日本ハム戦)を何試合か東京ドームで観戦できます。
優待取得には最低500株の保有が必要で、取得に必要な額は約50万円。それで、10ポイント分の得10チケット(3,000円相当か?)と、3,000円分の優待券がもらえますので、優待利回りとしては悪くありません。ただし、ほぼ東京ドームでしか使えませんので、人を選ぶ優待ですね。
保有株数が増えると、もらえる優待も増えますが、だんだん優待利回りは低下します。
メッシュのおすすめは、特10チケットを使って東京ドームのホテルビュッフェを楽しむことです。ホテル3Fのレストラン「リラッサ」でランチビュッフェとディナービュッフェが開催されています。
上の写真にもあるとおり、洋食、中華、和食、スイーツすべてが食べ放題です。もちろん料理は一流のホテルクオリティ。これで満足しない人はいないでしょう。
ランチビュッフェで10ポイント、ディナービュッフェだと15ポイント必要ですが、それぞれ正規の値段はランチで3,520円、ディナーで4,950円します。ランチのほうがわずかにお得感がありますね。
十分にお腹を好かせてからの突撃が吉です。
この銘柄も、取得は比較的容易です。最終週あたりでも在庫が残っていることが多いです。使える場所が限られているからでしょうか。利用可能な方は、是非取得をお勧めします。
まとめ
1月は優待実施企業が少ないですが、その割に取得が容易な銘柄がそこそこ目につく印象です。優待利回りはパッとしませんが、これはしょうがありません。1月に優待を実施してもらえるだけで助かります。贅沢を言ってはいけませんね。
皆様の豊かな優待ライフのお役に立てれば幸いです。
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