6月優待ベスト7 外食優待が超充実!

早いもので、1年も半ばが過ぎようとしています。

6月は、3月、9月、12月に続いて、1年の中でも4番目に優待の多い月ですね。

外食キングの異名をとるあの銘柄を筆頭に、なかなか魅力的な銘柄が揃っていますよ。

さあ、そんな魅力的な6月銘柄の選りすぐりをご紹介します。

6月のおすすめ優待はコレだ!

日本マクドナルドホールディングス(2702)

ご存知マクドナルド。子供にも人気ですが、なぜか年配の皆さんからも高い支持を得ています。

ここの優待はバーガー券、サイドメニュー券、ドリンク券がセットになったお食事券です。

マクドナルド優待

マクドナルドは6月と12月が優待月です。100株保有(取得価格約58万円)で、上記のセット券(バーガー、サイド、ドリンク)が1冊(6枚)いただけます。300株保有で3冊(18枚)、500株保有で5冊(30枚)に増加します。

マクドナルド優待
(ヤフーファイナンスから引用)

大人気銘柄です。小さい頃からここのハンバーガーを食べて育ったという人も多いはずです。我々現代人の舌は、すっかりマクドナルドの味に慣らされてしまいました。恐るべし、マクドナルド!

500株いっぱいまでクロスする人も多いので在庫がなくなることも頻繁ですが、補充も多い印象です。確実に取得したい場合は早めのクロスがおすすめですが、運が良ければ2〜3週間目でもクロスできることも少なくありません。取得時期の判断が難しい銘柄です。

まとめて使うこともできますし、バーガーだけ、ドリンクだけという具合に切り離して使うことも可能です。金券ショップでも、バーガー券、サイドメニュー券、ドリンク券をそれぞれ切り離して販売しているところもあります。

ハンバーガー券は、17時以降のお得メニューである夜マックでの利用も可能です。通常はプラス100円でパティが倍ですが、優待のハンバーガー券を使うと、追加料金無しでパティを倍にできます。

まさに、体型が気になる中年男性を悩ませる麻薬のような優待です。

サイドメニュー券は、マックフライポテト(Lサイズまで)とマックナゲット(5ピース)の購入が可能です。キャンペーン増量メニューには使えません。

ドリンクメニューは、ドリンク類に使えます。ソフトクリームがドリンクに乗っているマックフロートにも利用可能です。

マックポテトとドリンク

月に何回かは、どうしてもジャンキーなものを食べたくなりますね。そんなときにマクドナルドの優待券を持っていると間違いなく幸せな気分に浸れることでしょう。

アークランドサービスホールディングス(3085)

アークランドサービスはとんかつの「かつや」を運営する外食企業です。最近は肉めしの「岡むら屋」、からあげの「とりから」など業態を広げつつあるようです。それに伴って、優待券の使い勝手も増しています。優待族には嬉しい限りです。

外食系の例にもれず大人気の銘柄です。権利日近くでのクロスは困難です。取得したい方は、早めにクロスするようにしましょう。できれば1ヶ月目を目処にクロスしたいところです。

優待券は550円の食事券です。消費税分を入れた金額設定にしてくれているのでしょうか。でも消費税が10%に上がる前からずっと550円でした。とにかく、50円分得した気分になりますね。

アークランド株主優待

優待月は年2回で、6月と12月。

100株保有(取得価格約20万円)で1,100円分、200株保有(取得価格約40万円)で2,200円分、1,000株保有(取得価格約200万円)で11,000円分の食事券をいただけます。保有株数が増えても優待利回りは低下しません。

アークランド優待
(ヤフーファイナンスから引用)

かつやはカツ丼がお手軽価格でいただけます。カツ丼って、なぜだか、たまに無性に食べたくなりますね。下の写真はヒレカツ丼です。ロースカツ丼よりも健康メニューっぽい感じ。実際は気休めにしか過ぎませんが。。。

かつやのヒレカツ丼

からやまは、最近急速に店舗網を拡大しています。出汁にこだわったからあげが珠玉です。からあげが美味しいだけでなく、とろろ昆布の味噌汁や食べ放題のイカの塩辛など脇役陣が本当に素晴らしいです。

からあげ定食

揚げ物好きは、ここの優待を素通りすることは難しいです。

体型が気になるオッサンを悩ませる、功罪の問われる優待と言ってよいでしょう。

ジョイフル本田(3191)

関東地域で巨大ホームセンターを運営する会社、それがジョイフル本田です。

他の地域にお住まいの方は、あまり馴染みがないかもしれませんが、関東在住のみなさんにとっては、ここで大量に買いだめをした経験が何度かはあるはずです。

私も関東在住ですので、もはや独断と偏見で、6月優待の代表銘柄としてランクインです。

とにかく店舗の大きさが半端ないです。端っこにいると、向こう側の端っこが遠すぎて見えません。店内を普通に歩き回ってるだけで、結構な運動になります。

品揃えの豊富さは言うまでもありません。文字通り、日用品・家庭用品からDIY関係、園芸関係、ペット関係など何でも揃っています。プロ、セミプロからご家庭の主婦まで、欲しい物を見つけられないことはないでしょう

しかも、安いです。

店内に洗剤やトイレットペーパーなどをこれでもかと大量に積み上げてます。皆さん、買いだめせずにはいられません。

ここの株主優待は、ジョイフル本田の店舗で利用可能なギフトカード(商品券)です。

ジョイフル本田株主優待

この商品券、有効期限がありません。無期限で使えます。日々優待の消化に四苦八苦している優待族にとっては、本当に助かります。

なお、商品券をおコメと引き換えることも可能です。関東にしか店舗がありませんので、それ以外の地域にお住まいの方は、おコメに引き換えると良いでしょう。ただし、価値が少し目減りします。商品券として使ったほうが間違いなくお得です。

ジョイフル本田優待
(ヤフーファイナンスから引用)

所有株数が増えると、もらえる商品券の枚数も多くなりますが、400株を超えると優待利回りは急激に低下します。100株保有か400株保有を狙うのが良いでしょう。

100株保有に必要な額は約13万円前後ですので、優待利回りも優秀です。

そんなジョイフル本田の権利日は6月20日です。月末ではありませんので気をつけましょう。

優待利回りが良い割に、取得は比較的容易です。6月に入ってからでもクロス可能なことが多いです。ただし、直前だと取得が厳しい場合もあるので、できれば6月第1週ぐらいまでにクロスするほうが無難でしょう。

店舗は郊外にありますので、車を所持していない場合は、利用が難しいかもしれません。

でも、店舗の巨大さと安さは一見の価値ありです。特に関東にお住まいの方に強くおすすめしたい銘柄です。

すかいらーくホールディングス(3197)

いよいよ優待界の横綱の登場です。押しも押されぬ外食キングです。

優待マニアでこの銘柄を知らない方はいないでしょう。ガストやジョナサン、バーミヤンといったファミレスチェーンを運営する会社ですが、ファミレス以外にも様々な外食形態を展開しています。

ここの最大の魅力は、優待利回りの高さです。優待月は6月と12月。

6月であれば、100株保有(取得額約20万円)で3,000円分、500株保有(取得額約100万円)で15,000円分、1,000株保有(取得額約200万円)で33,000円分の食事券がいただけます。

すかいらーく優待
(ヤフーファイナンスから引用)

なぜだか、6月は12月よりも、もらえる金額が若干少な目です。それでも、優待でもらえる額としては、十分すぎる金額と言ってよいでしょう。

もらえる金額が多すぎて、消化に頭を悩ませる優待族も少なくありません。

優待大盤振る舞いは、かつての筆頭株主であった米系投資会社ベインキャピタルの持株売り抜け対策との噂もありました。一気に優待額が3倍に引き上げられた後、ベインキャピタルが保有する全株式を売却したのは2017年のことです。

ベインキャピタルの影響がなくなった現在も、3年近く優待水準は維持されています。しかし常に優待改悪の噂は絶えません。会社自身も、優待が利益の下押し要因であることを認めています。今後の動向から目が離せませんね。

さて、大人気のすかいらーくですが、年々取得が厳しくなる印象です。優待が現行水準になった後もしばらくは、1ヶ月前なら余裕で取得できましたが、最近は、1ヶ月前では取得は相当困難です。在庫数はそれなりにありそうですが、それを上回る需要の多さです。

どうしても取得したいのであれば、早めのクロスが良いでしょう。

すかいらーく株主優待カード

上の写真のような優待カードがいただけます。500円単位でしか使えません。800円の食事をしても優待カードで払えるのは500円です。1,200円の食事をしたら1,000円を優待券で払えます。

残りは現金やクレジットカードなどで支払うことになります。ジェフグルメカードも使える場合が多いので、お持ちのかたは、端数にジェフグルメカードを使うとよいでしょう。きっちりお釣りが出ます。

ガストは比較的価格帯が安いですが、最近は人手不足の影響か、値上がりが進んでいるようです。客層も学生さんが多く、少し店内がガヤガヤして落ち着きに欠けます。

ジョナサンはガストよりも価格帯は上ですが、美味しいです。特にファミレスの定番であるハンバーグは、ジョナサンのほうがだいぶ味は上ですね。下の写真はジョナサンのハンバーグ&チキン南蛮です。

ジョナサンのハンバーグとチキン南蛮

ほかにも、回転寿司の魚屋路(ととやみち)や喫茶店のむさしの森珈琲なども運営しています。どちらもそこそこ高級路線で、チェーン店の割には結構な値段です。

和洋中に喫茶店と、様々な業態を展開していますので、店舗を使い分ければ、朝食、昼食、午後のお茶、晩飯と、一日の栄養摂取のすべてを、ここの優待に依存することも可能です。

むさしの森珈琲の店舗入口

様々な外食が楽しめますので、忙しい主婦の心強い味方です。奥様孝行としても、是非取得を検討したい銘柄ですね。

小林製薬(4967)

日用品・健康・美容系の優待といえば、小林製薬です。

自社製品の中から様々な製品を選ぶことができます。まさに「あったらいいな」という商品が並んでいて目移りします。

小林製薬株主優待

優待月は年2回で、6月と12月。

100株保有(取得額約95万円)で5,000円相当の商品をカタログの中から選べます。少し前まで5,000円程度の株価でしたので、優待利回りもなかなか優秀でしたが、最近は9,000円を超える水準まで株価が上昇した分、優待利回りは下がり気味です。

これだけ値がさ株になると、庶民には敷居が高いですね。そろそろ株式分割でも検討したほうが良いのでは!?

私の家では、この手の優待の選択権は奥様にあります。その奥様が、最近いつも選ぶのはコレです。

小林製薬株主優待

ヒフミド化粧品っていうんでしょうか。奥様は、これがとっても良いと言って、毎回もらっています。

奥様がいらっしゃれば、きっと欲しがる商品があります。奥様がいらっしゃらない方でも、何かしら必要なものは見つかると思います。

ここの優待は生活に身近な品物ばかりですので、もらって困ることはありません。

万人におすすめしたい優待です。

キングジム(7962)

キングジムは、文具メーカーですね。誰もが、ここのファイルなどを一度は使ったことがあるはず。

私の家では、奥様がとにかく文具好きなので、毎年、有無を言わせず取得させられてます。

優待品は、自社製品の詰め合わせです。

昨年はこんな感じでした。

キングジム株主優待

これで、5,000円相当の自社製品(1,000株保有)です。

100株保有(約95,000円)で2,500円相当、1,000株保有(約95万円)で5,000円相当の商品がいただけます。

キングジム優待
(ヤフーファイナンスから引用)

本当は、100株保有の方が優待利回りが断然良いのですが、奥様命令で、いつも1,000株のクロスを余儀なくされております。

権利日が6月20日なのが、唯一の救いです。この銘柄をクロスしても、月末銘柄の資金が食われることはありません。

20日権利日の優待にしては、優待取得は比較的容易です。証券会社を選ばなければ、10日ぐらい前でもクロスは可能です。

特段の事情がなければ、100株のクロスをおすすめします。文具に目がない方は、どうぞ私のように1,000株のクロスをなさってください。

文具好きかそうでないかによって、大きく判断が分かれる銘柄と言えそうです。

ロイヤルホールディングス(8179)

最後にご紹介するのは、ロイヤルホールディングス。

ファミレスのロイヤルホストを運営する外食企業です。天丼の「てんや」も運営しています。

優待月は年2回で6月と12月。ロイヤルホストやてんやで使えるお食事券がいただけます。

ロイヤル優待

ここの優待は、保有株数が増えるほど、優待利回りが良くなっていきます。普通の会社と逆です。

100株保有(取得価格約20万円)で500円分の食事券ですが、500株保有(取得価格約100万円)で5,000円分、1,000株保有(取得価格約200万円)で12,000円分となります。100株だと利回りが悪いので、最低でも500株、できれば1,000株のクロスを目指しましょう。

ロイヤル優待
(ヤフーファイナンスから引用)

ここの優待は、本当に人気があります。優待利回りだけ見れば、先に紹介したすかいらーくホールディングス(3197)のほうがはるかに上ですが、一般信用売の在庫がなくなる時期は、あまり変わりない印象です。

ただでさえ外食系ということで人気が高いのに加え、ロイヤルホストの料理の美味しさと居心地の良さがさらに人気を押し上げているのでしょう。

ロイヤルホストはファミレスの中では最高級の位に位置します。公式な格付けがあるわけではありませんが、ファミレスユーザーのほとんどがそう思っています。料理の味は他のファミレスとは一線を画します。店内は落ち着いた雰囲気で座席もゆったりと広く居心地が良いです。

ただ、値段も高いです。下手をすると、ホテルのランチビュッフェ並みの価格になっちゃったメニューもあります。もう、ここまでくるとファミレスと呼んでいいものだろうか・・・

人気が高いだけに、取得は難しめです。確実にクロスするなら、1ヶ月前までにはクロスを終えておきましょう。値嵩株だけに1,000株を1ヶ月以上クロスすると貸株料も相当嵩みます。4,000円〜5,000円程度の経費は覚悟する必要がありそうです。

もしロイヤルホストにそこまでこだわりがないのであれば、他のもっと優待利回りの良い銘柄に資金を回したほうが、資金効率を上げることができるでしょう。

資金余力との兼ね合いで、取得するかどうかいつも悩む銘柄です。悩んでいるうちに取り損ねちゃったりすることもしばしばです。でも、ここの料理は本当に美味しいんですよね。最後に看板メニューのビーフシチューの写真をどうぞ。絶品ですよ。

ロイヤルホストのビーフシチュー

落ち着いて洋食を楽しみたい方に特におすすめしたい銘柄です。

まとめ

魅力的な6月銘柄の数々はいかがだったでしょうか?

中毒性の高い外食銘柄が多いので、競争も激しいです。家族からも取得を期待されてますので、取りこぼしがなかなか許されません。

優待族にとっては、チャンスであると同時に試練の6月と言って良さそうです。

さあ、気合を入れていきましょ〜

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