5月優待の取得を開始。本日2銘柄。宝印刷はどこへ行った?

ミーアキャット

5月優待の取得をようやく開始です。本日2銘柄をクロスしました。

クロスしたのは、以下の銘柄です。

  • サカタのタネ(1377)
  • TAKARA & COMPANY(7921)

サカタのタネは、楽天(無期)です。TAKARA & COMPANYはauカブコムです。

5月優待も、そろそろエンジン始動です。とか思いながら、他の銘柄もチェックしてみると、大黒天物産(2791)やハニーズHD(2792)など、例年であれば余裕でこの時期在庫がじゃぶじゃぶしている銘柄も、今年はあまり在庫が見当たりませんね。

これは、1月の悪夢の再来か?!今年の1月も、例年余裕でクロスできるはずの銘柄がクロスできずに、最後まで苦労しました。このときの経緯に興味がある方は、こちらの記事をどうぞ。

ちょっと出遅れちゃったかな?まあ、焦らずに行くことが大事でしょうか。新型コロナ対策と一緒ですね。

ところで、TAKARA & COMPANYとは、聞き慣れない銘柄ですが、昨年までは宝印刷という社名でした。昨年の持株会社移行に伴い、社名が変更されています。ちなみに、持株会社であるTAKARA & COMPANYの子会社として、新たに「宝印刷」という事業会社が設立され、そこに事業が承継されています。ややこしいですね。

優待族であれば、この会社の仕事ぶりを目にしない人はいないでしょう。

我々が頻繁にみる株主総会資料や企業のディスクロージャー誌をつくっているのは、「TAKARA & COMPANY」と「プロネクサス」のどちらかの会社にほぼ限られます。

この業界は完全な寡占です。総会資料などは絶対に項目の抜けや内容の間違いが許されませんので、適法性や数字の正確性をしっかりとチェックする体制がないと、これらの資料は作れません。当然期限は厳守で、機密の保持も重要です。単なる印刷屋ではありません。

現在の日本において、このような仕事が出来る会社はほぼ2社しかありません。「TAKARA & COMPANY」と「プロネクサス」です。

今般、宝印刷は横文字系に社名を変更しましたが、プロネクサスも昔は「亜細亜証券印刷」という、なんともコテコテした、その道のヌシ的な名前でした。

昔ながらのコテコテした名前はやっぱり時代遅れなのでしょうか?横文字やカタカナの社名にすると、いいことでもあるのかな?昔の名前も味があると思うんだが・・・

社名の是非はともかく、この2つの会社は優待実施企業としてもそこそこ名前が通っていますね。

余談ですが、このような参入障壁の高い業界は安定感がありますので、こういう業界の会社の株式を保有すると、堅実な株式投資ができます。特に、40台や50台以降の年齢層の方におすすめです。私も、保有を検討しています。

企業のディスクロージャー(開示)がなくならない限り、これらの会社の食い扶持がなくなることはありません。言い換えれば、いまの資本市場のマーケットの仕組みが存続する限り、これらの会社の仕事は絶対になくならないのです。

新型コロナですら、これらの会社に大打撃を与えることは難しいでしょう。

しかも両社とも、株主優待までついてきます。

反面、自らの事業領域を高い参入障壁で囲ってしまっているので、成長性は限られます。間違っても、テンバガーとかにはなりません。年齢が30台以下で、冒険心に溢れた方は、別の業界を狙ったほうが良いでしょう。

いずれにしても、あくまで投資は自己責任でお願いします。いくら安全・堅実だと行っても、この世に絶対はありません。一昔前までは、東電の株が、安全・堅実の筆頭格でした。老後の蓄えを東電株にごっそり突っ込んだリタイア組が、世の中にはいっぱいいました。

でも、福島第一原発の事故の後東電株がどうなったのかは、皆さんご存知のとおりです。紙くずにならなかっただけ、まだマシな方です。

さあ、話がだいぶそれましたが、5月末優待の行く末にちょっと暗雲が漂ってますね。今日は、SBIとGMOの争奪戦が開始されるので、ちょっと頑張ろうかな・・・

最後に、TAKARA & COMPANYの昨年の優待品をご紹介しておきます。ここの優待は、ちゃんと値段相応な感じがします。結構良いものが揃ってますよ。

宝印刷株主優待

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