電化製品関係優待 進化系と退化系?

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3月末優待の取得作業も大詰めを迎えております。メッシュは、もうほとんど作業を終えました。まだまだ欲しい銘柄はあるのですが、もうお金がありません。

でも、一般信用売りの在庫を眺めていると、まだまだ魅力的な銘柄の取得は可能です。人気の高い電化製品関係の銘柄について、最近いくつか動きがありましたので、気のついたことをまとめておきます。

エディオン(2730)

先週(3/13)、エディオン(2730)から株主優待の変更が発表されました。詳細は、こちらのプレスリリースをどうぞ。

簡単に言えば、これまで1,000円ごとに1枚(250円)使える割引券だった優待を、1,000円の購入なら1,000円すべての支払いに使えるギフトカードに変更するということです。もらえる額面そのものに変更はなく、金額を維持していただけるようです。

使い勝手は大幅にアップ、まさに家電優待の正統進化と言って良いでしょう。

(2019年3月期のエディオン株主優待)

家電量販店の優待は、購入金額の全額まで目一杯使える全額系と、購入金額の一部にしか使えない割引系の2つの陣営に分かれています。

前者の全額系は、ビックカメラ(3048)やコジマ(7513)、ケーズHD(8282)です。後者の割引系は、ヤマダ電機(9831)、上新電機(8173)、ノジマ(7419)、エディオン(2730)です。

ちなみに、割引系の陣営でも、支払いの何割まで優待を使えるかはかなり差があります。ヤマダ電機は5割まで、エディオンは2割5分までなのに対し、上新電機とノジマは1割までしか使えません。ノジマはカード払いの場合は、さらに優待を充当できる割合が下がります。

このような中、今回のエディオンの優待改善は、両陣営の勢力図に大きな変更をもたらしそうです。(←筆者の勝手な願いです)

ほかの割引系陣営の皆さんにも、今回のエディオンの決定を見習って、早く正統な進化を遂げていただきたいです。

驚きの還元率

エディオン(2730)の株価は現在のところ約900円です。そしてもらえる優待は次のとおりです。

エディオン優待
(ヤフーファイナンスから引用)

100株保有(約9万円)で3,000円分、500株保有(約45万円)で10,000円分、2,000株保有(約180万円)で20,000円分のギフトカードです。

3,000円の優待を取得するのに必要な額をざっくりまとめてみました。

エディオンビックカメラコジマケーズHD
必要額(株数)約9万円(100株)約42万円(500株)約16万円(500株)約60万円(500株)

おどろきの還元率ですね。なお、エディオンとコジマは年1回の優待なのに対し、ビックカメラとケーズHDは年に2回優待を実施しますので、株式を保有し続ける場合は、その点も考慮して優待利回りを考える必要があります。

メッシュは資金の余力がないので、エディオンは500株の取得が精一杯でした。資金的に余裕があれば、本当は2,000株ぐらいまで欲しかったです。

本日(3/20)の朝の段階では、まだカブコムで一般信用売りの在庫があるようです。エディオンの店舗を利用可能な方には、おすすめの優待です。

MCJ(6670)

MCJ(マウスコンピューター)からも、先週(3/16)、優待の中身が発表されました。内容はこちらのプレスリリースをご覧ください。

MCJはパソコンメーカーですが、広い意味で電化製品と言って良いでしょう。

ここの優待は、カタログギフト方式なのですが、カタログの内容が毎年少しずつ変わります。

昨年のカタログでは音声翻訳機がありましたが、今年はなくなりました。代わってヘッドマウンドディスプレイがラインナップされたようです。

メッシュ的には、正直、魅力的な商品がなくなりました。今年も音声翻訳機があれば、多分取得したと思いますが・・・。どうしてもほしい商品は見当たりません。

もちろん食べ物系はもらって困ることはありませんが、食品のカタログギフトであれば、わざわざMCJでなくても、もっと魅力的な優待企業はたくさんあります。

最終日近くになっても在庫が残っており資金余力も残されていれば、取得を見当するかもしれませんが、無理して取得しようとまでは思っていません。

メッシュ的には優待内容が改悪された印象ですが、ゲーミングパソコン用のヘッドマウントディスプレイが欲しい方にとっては、優待内容の改善なのかもしれません。

人を選ぶ優待ですね。

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