新型コロナを物ともせず、家電量販店業界は巣ごもり需要で絶好調です。
大手量販店(ヤマダ、ケーズ、エディオン、ノジマ、ジョーシン、ビックカメラ)は軒並み増収増益の勢いですね。
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気になるのは株主還元です。利益が増えると増配は当然として、株主優待の拡充はあるのかな?
一部の企業からは、早くも株主優待を見直す動きが表面化しています。
(8282)ケーズホールディングス
まずは、ケーズデンキ(8282)。
2月1日に優待拡充が発表されました。
【会社発表】株主優待制度の拡充に関するお知らせ(ケーズホールディングス)
1年以上の長期保有で、もらえる買物券が1,000円増しです。100株保有の場合だと、もらえる買物券は1,000円→2,000円ですので、倍増です。これは嬉しい。
しかも、3月、9月と半期ごとに優待を実施している企業なので、端株を保有して半期ごとに優待クロスを繰り返すだけでいけるっぽい。
ケーズは、権利日の直前でも結構、一般信用売りの在庫がジャブジャブで、クロスしやすい銘柄です。もうワタシ、もらった気分です(^^)
(9831)ヤマダホールディングス
お次は、ご存知ヤマダ電機(9831)。ケーズと同じく北関東が発祥です。
2月4日に株主優待の見直しが発表されました。
【会社発表】株主優待制度の変更に関するお知らせ(ヤマダホールディングス)
「なんじゃこりゃ~」
と松田優作なら叫ぶでしょう。優待の改悪じゃございませんか・・・
100株保有の場合は、もらえる優待買物券の金額が半減。加えて、長期保有での買物券の追加配布は取りやめです。ワタシは、長期認定を受けていただけに、ダメージ2倍です。うぎゃー
業績が絶好調なのに何考えてるんでしょうか・・・。大塚久美子元社長が相当足でも引っぱったんでしょうか・・・
会社発表には、以下の様な記述があります。
「この度、株主の皆様に対する利益還元の公平性及び株主配当と株主優待とのバランス等という観点から、総合的に検討を重ねた結果、現行の株主優待制度を変更させていただくことといたしました。」
株主優待を減らして株主配当を増やせば、株主への公平な利益還元になると言っているようにも見えますが。じゃあ、優待を大改悪した分、配当の方は大幅に増額してくれるのかな?
これで増配がなかったら、ウソつき企業ですよ・・・
ワタシ、100株保有している正真正銘の株主ですので、業績好調の分も含めて、それでは大幅増配に期待することにします。。。
でも、増配するにしたって、なにも優待を改悪することねーじゃねーかよー(←もう愚痴が止まりません)
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