突然の訃報が舞い込みました。。。
JALUX(2729)が優待廃止です。
【公式】2022 年３月期 期末配当予想の修正（無配）及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ（JALUX）
既にTOBの実施も発表されており、上場廃止の可能性すらあります。
需要が蒸発して青色吐息の航空業界、いつ悪い知らせが飛び込んでもおかしくはない状況でしたが、とうとう、その懸念は現実のものとなりました。
発火点は大手キャリアの関連会社（持分法適用会社）であるJALUXです。
同社は、優待族に人気の高利回り銘柄でした。空港のBLUE SKYで利用可能な金券がもらえたので、出張の際のお土産用に重宝していたサラリーマンも多いハズ。
優待廃止や改悪の火の手が、これ以上燃え広がらないことを祈ります。
航空業界は、このところバッドニュースが続いています。さる10/29には、ANAホールディングスが、通期決算の1,000億円赤字見通しと、9,000人の人員削減を発表しました。
11/2には、今度はJALが、通期決算の1,460億円赤字見通しと、2,500円の人員削減を明らかにしました。
両者とも、2年連続の赤字で、新型コロナによる苦境が鮮明です。
航空業界は、これまでは優待族にとって最も人気の高いセクターの一つでしたが、その先行きに危険信号が灯っています。
なんとか大手キャリア本体には、優待を廃止すること無く、この苦境を乗り切ってもらいたいですが、従業員のクビを切ってるぐらいですから、優待の息の根が止まるのも時間の問題かもしれません。
ワタシも、旅行が好きで以前はかなり飛行機のヘビーユーザーでしたが、もう1年半以上、飛行機に乗ってません。同じような方もきっと多いでしょう。これでは、航空会社の経営が成り立たたないのも頷けます。
でも、飛行機に乗らなくても、羽田空港には行ってました。JALUXの金券消化のためです。トラベルグッズや、崎陽軒の焼売なども金券で買えるので、出張のお土産需要がなくなっても、なお重宝してました。でも、それももう終わりです。。。
最後のJALUXの株主優待が先日届きました。2021年9月期の優待です。これが見納めとなります。どうぞご堪能ください・・・
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