
底打感は嬉しいが・・・
株価に底打感が出てきました。新型コロナが終息するまでは、この先も何度か波乱がありそうですが、世界的に病気のピークを過ぎた雰囲気が広まってくれば、先月ほどの悲惨な下げはもう来ない気がします。
でも、株価の戻しがあまり急だと、その反動も急になることがあるかもしれません。とにかく先のことは分かりませんね。
中国は完全にピークを過ぎた雰囲気ですね。日本を含め他の各国も、対策が奏効し、早く病気の収束が目に見えて感じられるようになることを期待したいです。
この間、持株は相当痛みました。もう目も当てられません。
基本的に長期保有を意図してますので、下落局面に際しても全く売っていないのですが、本当に賢い振る舞いだったかと言われれば、大いに疑問です。
機敏な方は、さっさと売り逃げて、損を最小限に止めていることでしょう。でも、私、ちょっとどんくさい方なので、下落の影響を目いっぱい受け取りました。
さすがに底打感が出ている現状では、もはや売り逃げるのは遅きに失している感じですが、今できるせめてもの対応として、損出しをしています。まあ、逃げ遅れたどんくさ野郎が行っている、一種の敗戦処理ですね・・・
損出し。ただの税務対策です。。。
「損切り」じゃありません。「損出し」です。
「損切り」は機を見るに敏な投資家が能動的に行うものですが、「損出し」はそんなに格好の良いものじゃございません。
ただの税務対策です。
含み損を抱えた銘柄を売って、それと同数を買い戻しているだけです。
例えば、どっかの日本最大手の航空会社(9202)とか・・・
それにしても、証券会社各社の手数料が下がったので、ほとんど経費をかけずに損出しができますね。不幸中の幸いです。
松井証券のボックスレートと、SBI証券のアクティブプランを多用してます。特にSBI証券のアクティブプランは、信用取引と現物取引でそれぞれ別枠で50万円の無料枠があるので使いやすいです。
保有株数が多い銘柄は、無料枠に収まるように小分けで売買を行っています。
基本的には、場の寄付きや引けなどで、同じタイミングで売り買いをしますが、コツは、買いと売りを異なる証券会社で取引することです。
同じ証券会社で取引してしまうと、もともと保有していた株と新たに安値で購入した株が通算されて取得価格が計算されてしまうため、取得価格がその分下がってしまい、売値との差額も縮小して、損失が思ったほど出なくなります。
売りと買いを異なる証券会社で取引すれば、このような事態を回避できるので、もともとの取得価格と現在の株価との値幅分を、そのまま損として実現させることができます。
いつもは、年末にこの作業を行うのですが、今年は株価が下げに下げまくっているこのタイミングでやってます。
どの株を売ってもだいたい損が出るので、損出しし放題です。。。ちょっと笑えないです。
今後の株価回復に期待ですね。でも、相当時間がかかるでしょうね。
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