このところ証券会社各社のルール変更が相次いでいます。これまでのやり方よりも低コストな方法はないか?そんなことを考えたりしていると、日々の頭の体操としてちょうどよい感じです。
OATアグリオ(4979)のクロスをいじくりまわす
月曜日に楽天(短期)で売り
今週月曜日は楽天短期クロスの初日でした。前々から狙っていたOATアグリオを100株クロスしました。16日夜のことです。楽天(短期)で売りです。貸株日数は21日。貸株料は約370円です。
ちなみに買いも楽天です。一日信用→現引で現物取得です。
火曜日にはカブコム(長期)で売り
翌日火曜日の夜には、カブコム(長期)で売りが確保できました。
楽天(短期)の貸株料が3.9%、カブコム(長期)の貸株料は2.25%です。値上げしたとはいえ、他の証券会社の一般短期に比べると、まだまだ貸株料はカブコムが安いです。
早速、カブコムに乗り換えです。翌日朝の寄付で、カブコムで新規に売建て、楽天の売り玉は買埋です。同じ銘柄を同じタイミングで同数売って買っているだけなので、キャピタル損益はありません。
今週からカブコムの信用手数料はゼロになりましたし、楽天も大口優遇なので信用手数料ゼロです。これだと乗り換え放題ですね。
カブコムに乗り換え後は、貸株日数が20日。貸株料は約200円。そのまま楽天で売り建てていた場合と比べて、約140円の節約です。
水曜日に現物をSBIに移管
さらに翌日水曜日、OATアグリオの現物を楽天からSBIに移管です。
よく見たら、この銘柄は信用銘柄で制度信用売りできないことに気がつきました。このまま楽天証券で現物を保有していると、売るときに信用売り→現渡ができず、現物売りの手数料を取られかねません。
SBIは来週以降、1日の取引額が50万円以下なら手数料無料となるようなので、OATアグリオもSBIに移して、そちらで手数料無料で売却したいと思います。
木曜日は・・・
現在は木曜日。今、このブログを書いてます。
金曜日にはSBIの手数料コースを変更
金曜日に、SBIの手数料コースをアクティブコースへと変更します。これで、1日あたり50万円以下の取引手数料が来週から無料です。
人によっては、楽天証券のいちにち定額コースを利用する人もいるでしょう。楽天証券もいちにち定額コースを選べば、50万円以下の取引手数料が無料です。しかしメッシュは、楽天証券をクロスで多用しているために取引額が日によってけっこう多額になります。そのため楽天のいちにち定額コースの利用は厳しいです。
信用銘柄のこれからの鉄板ルール。売りはカブコム、現物はSBI。
今週クロスをいじくり回した結果、OATアグリオの売り玉はカブコムで、現物はSBIで保有している状態となります。
売り玉の手仕舞いは、そのままカブコムで買埋すれば手数料は無料です。
現物の手仕舞いは、SBIでの無料の取引枠(1日あたり50万円)で、やはり手数料無料です。
制度信用売りができない信用銘柄の場合は、このパターンがかなり有効です。売り玉をカブコム、現物保有をSBIにすれば、貸株料も安く、手仕舞いの手数料も無料にできるので、コストをかなり抑えられますね。
制度信用売りができる貸借銘柄であれば、楽天で現物を保有したまま、権利落ち日に制度売→現渡で手数料ゼロです。
信用銘柄か貸借銘柄かをチェックして、信用銘柄については、忘れずにSBIに移管しておきたいですね。チェックが面倒ですが、そのうち慣れるでしょう。
新たな仕組みに慣れるまでは、適度に頭を使いそうです。ボケ防止に良いですね。
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