直前の優待廃止。狼藉者あらわる!

黒バラ

直前の廃止発表。いくらなんでも・・・

RS Technologies(3445)の株主優待が廃止されました。12月18日のことです。会社の発表はこちらです。

びっくりですね。12月末の権利日の直前というこのタイミングで廃止ですか。。。

いくらなんでも乱暴な気もしますが、どうしようもありませんね。

すでにクロスしていた方には同情を禁じえません。実は、メッシュは昨日(19日)の夜19時に楽天証券でRS Technologiesを狙っておりました。在庫数は1,200株。

一般短期でそのまま在庫を出し続ける楽天も楽天ですが、それを狙うメッシュもメッシュです。気合を入れてポチると、見事注文完了👍

その後改めて優待内容を確認しようとヤフーで調べていて、初めて優待が廃止されたことを知りました。気づかなければ、そのままクロスしていたと思います。危うく難を逃れました。

それにしても、普通は「2019年12月末日の株主優待をもって廃止します」とか書くんじゃねーの?何度会社発表を見ても「2018年12月末日の株主優待をもって廃止します」と書いてあります。

何じゃそりゃー!後出しジャンケンかよ!!!

お手本をどうぞ

本来あるべき姿のお手本として、オープンハウス(3288)の例を載せておきます。

9月優待銘柄だったオープンハウスが優待の廃止を発表したのは、その1ヶ月以上前の今年8月14日でした。

会社の発表にはこうあります。「2019年9月30日を基準日とする優待の実施をもって廃止させていただくとの結論にいたりました」

廃止と同時に増配も発表しています。今回のRS Technologiesと同じようなケースですね。でも、さすがにあと1ヶ月後に権利日が迫っている優待をいきなり廃止するという暴挙には出ませんでした。次が最後の優待になりますよという大人の配慮をみせてくれました。

優待を楽しみにしてきた株主への思いやりを感じます。ちなみに優待内容もRS Technologiesと同じ3,000円のクオカードでした。

恕(じょ)の一言を贈りたい

弟子の子貢に「生涯にわたって行うべきことを一言でいうと何ですか?」と聞かれた孔子は、こう答えます。「それは恕である」と。

「恕」とは思いやりのことです。

法律に違反しなければ何をやっても良いわけではありません。企業の経営陣には、その社会的責任を自覚し、これまで会社を支えてくれたすべてのステークホルダー思いを致していただきたいものです。

すべての企業経営者に「恕」の一文字を贈ります。

せちがない世の中ですから、時として思いやりに欠ける他人の行動を目にすることもありますが、どんなときでも、自分だけは思いやりの心を忘れずに身の振り方を律したいものです。

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