世の中は、相変わらず円安や資材高、新型コロナの逆風にされされているようです。
株主優待を廃止する企業が、最近1ヶ月だけでも、ポツポツありました。
悲しいのは、シノケン(8909)の優待廃止です。
クオカ銘柄としては、優待利回りもそこそこでしたので、重宝しておりました。
毎年12月が権利月でした。優待クロスすると、こんな感じのクオカードをいただくことができました。毎年度、券面のデザインが変わったと思います。
MBOでの上場廃止に伴って、株主優待が廃止されるようです。今年(2022年)の12月は、もう優待は実施されません。
【公式】2022年12月期の中間配当(剰余金の配当)、期末配当予想の修正(無配)及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ(シノケングループ)
上場廃止に向けてTOBが実施されますので、株価はTOB価格である1,600円近辺に張り付いています。こんなことなら、株価が1,000円前後のときに買っておけばよかった、と思っても、後の祭りですね。
ペッパーフードサービス(3053)からも株主優待の廃止がアナウンスされました。
【公式】株主優待制度の廃止に関するお知らせ(ペッパーフードサービス)
業績不振で無配に転落してますので、優待廃止に驚きはありませんが、比較的まともだったペッパーランチ事業を身売りして、退路を断って回復を目指すも、業績は低迷したままで、ジリ貧感が半端ないです。
「いきなりステーキ」のブームは完全に過ぎ去ってますので、起死回生の一手が必要なのですが、その一手が繰り出されないまま、息の根が止まる可能性もあります。
早晩、経営者の責任も問われそうです。
ちなみにワタシ、ベッパーランチのハンバーグが大好きでした。スパイスの使い方が絶妙で、本当に美味しいと思ってました。株主優待も使えなくなったので、最近は行ってませんが・・・
商売は水ものとよく言ったもので、外食業界も、本当に栄枯盛衰が激しいですね。
ああ、この世は無常です。
外食業界の皆さん、苦しかったら、どうぞ値上げしてください。これだけ、材料高、資源高と円安の嵐が吹き荒れてますので、ちょっとぐらいなら我慢しますよ・・・
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