久しぶりに、金券ショップが集まる都内某所で金券を売りました。
3月に金券ショップを訪れて以来、丸2ヶ月以上足を踏み入れていませんので、本当に久しぶりです。
4、5月の外出自粛で、皆、金券を使う機会は減っているはずです。当然、金券を買い求める客も相当減ったことでしょう。
さぞかし、売れない金券が積み上がってるだろうと思っていたら、案の定、外食系の金券を中心に、かなり店頭の在庫は多めな感じ。販売価格も、気持ち安めです。
外食系金券の代表であるジェフグルメカード(額面500円)は、通常の店頭販売価格が480〜485円ぐらいだと思いますが、それが今は、470円〜475円ぐらい。10円ぐらい下がっています。
10円の差なんて大したことないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、額面500円の金券で10円の差というのは実はすごく大きいです。薄利多売の金券屋では、売値と買値の差が10円〜20円という場合も少なくないのです。
外食系の金券の他、美術館・博物館系や映画系の金券もかなり余っている様子。
一番悲惨なのは航空系の優待ですね。「あな」とか「じゃる」です。ものすごい在庫の束が店頭で積み上がっとります。
こんな状況では、金券を売ろうにもまともな値段で買ってくれそうにもありません。
考えたあげく、潔く外食系の金券を売るのは諦めて、買物系の金券に絞って売却を試みました。
売却を試みたのは、ビックカメラ(3048)としまむら(8227)の優待券です。
買物系の金券は、それほど店頭に在庫が積み上がってる感じでもなかったので、何軒か回って、最も高値のところで売却しました。
結果は、ビックカメラ優待券が(額面1,000円)が940円、しまむら優待券(額面1,000円)が975円で売れました。
ありりっ?以前と変わらない?というより、以前よりもむしろ若干高値で売れちゃった感じです。
ごっつあんです!
どうやら、金券の値段も、足元では二極化しているのかもしれません。
金券ショップの買取価格は、需給(+ヤフオク価格?)で決まります。在庫が手元に乏しい金券は、こんな状況でも、高く買ってくれるようです。
でも、店頭に在庫が積み上がってる金券は、相当厳しいでしょう。
売る銘柄をよく選ぶ必要はありそうですが、金券の買取市場も、一部に底堅さが見られるようです。これも経済復活の兆しかな?
でも、以前の状況に戻るまでには、まだ道のりは長そう。
金券ショップの皆さんも、苦しいとは思いますが、新型コロナに負けず頑張ってもらいたいです。
皆さんがいないと困るのよ〜
コメント