ワタミ(7522)の優待が改悪!コロナ対策をないがしろ。ブラック企業の復活か?!

猫

先日、ワタミ(7522)から株主優待が到着しました。

ここの優待は、利回りが高いので毎回大人気です。優待クロスが困難な銘柄の一つですね。下の写真をご覧ください。2020年9月末に300株をクロスしていただいた6,000円分の金券(最新のもの)です。

ワタミ優待

いつもどおり、グループ店舗で使える優待券です。と思ったら大間違い。優待券に重大な変更が加えられていました。

下の写真をご覧ください。金券の裏面の写真を拡大したものです。

ワタミ優待

テイクアウトでは利用できないようになってました。前回まではテイクアウトでも利用できたので、使い道が狭まりました。「から揚げの天才」のようなテイクアウト店舗でも使えませんね。

これの何が重大なのかと言うと、今、都内のオフィス街の外食店舗では、新型コロナで昼飯時の「密」を避ける観点から、テイクアウト用にランチ弁当を皆さん提供されているんですが、その弁当購入には、今後使えなくなるということです。

ランチを密になりがちな店内ではなく、弁当で済ませるというも、新型コロナを踏まえた重要な行動変容のはず。テイクアウトには金券を利用させないという今回の見直しは、そのような働く皆さんの努力に冷水を浴びせるような仕打ちです。

新型コロナに打ち勝つため、社会のみんなが協力して行動変容していこうというこの時期に、それに水を差すような見直しをわざわざするワタミの意図が全く理解できません。

会社の経営判断と言ってしまえばそれまでですが、世の中の都合に背を向けても、自社の都合を優先する姿勢だけは全く変わっていないようです。社会の努力をないがしろにする行為を平気で行うのであれば、反社会的といわれてもしょうがないですね。

かつては、日本を代表するブラック企業の一角を占めていたワタミ。従業員を死に追いやった後も、世間から激しく指弾されるまでは反省すら述べませんでした。

その体質は、本質的に今も変わっていないのかもしれません。

実は今回のテイクアウト不可の見直し、私は優待が到着する前から知ってました。

何度か弁当を購入しているワタミグループ店舗の知り合いの従業員の方から教えていただいてました。

「今度から、テイクアウトには優待券が使えなくなるみたいなんだよね。」

「でも、こんな時期に使えなくなったら、困る人がいっぱい出てきちゃうよね。」

「そうなんだけどね・・・」

現場の従業員さんも、なんでこんな見直しをするのか理解できない様子。現場の人が説明に困るような見直しをやる会社はダメですね。

会社には、新型コロナ下における行動変容の必要性をご認識いただき、今回の措置に関しては再検討をお願いしたいです。でも、ブラック体質が変わらない限り難しいかな?

なんちゃって株主の私が偉そうなことを言える立場ではありませんが、こういう会社とは、よくよく付き合い方を考えなければなりませんね。

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