ゆうちょ銀行(7182)が株主優待の導入を発表。お手軽クロスの期待大!

猫

少し前の話になりますが、ゆうちょ銀行(7182)が株主優待の導入を発表しました。

お手軽クロスの銘柄として、優待ファンに重宝されそうです。

【公式】株主優待制度の導入に関するお知らせ(株式会社ゆうちょ銀行)

2022年3月に株主優待がスタート

ゆうちょ銀行で、2022年3月から、新たに株主優待制度がスタートします。

優待取得に必要な株数は、500株(3月末時点)。

50万円弱の資金で、3,000円相当のカタログギフトですから、優待利回りもそれほど悪くありません。

問題は、カタログの中身ですね。

会社公表資料によると、「ふるさと小包」での取扱商品などが想定されているようですが、率直に言って、「ふるさと小包」の商品は割高で、あまり魅力的ではありません。

できればクオカードや電子マネーなどがカタログで選べれば最高ですが、それが難しければ、期待が大きいのは切手ですね。

オリジナルフレーム切手もカタログ商品として想定されていますが、3,000円の額面のものがちゃんともらえるようにして欲しいです。

ワタシは切手蒐集家でもなんでもありませんので、オリジナル切手で額面が割り引かれたものをもらうぐらいなら、なんなら、普通の市販切手で3,000円分もらったほうが、はるかに嬉しいです・・・

優待クロスはしやすい?

超大型株だけに、お手軽な優待クロス銘柄としての期待大です。

ゆうちょ銀行の株式をみると、その9割近くは日本郵政が保有する固定株ですが、それでも超大型だけに全体のパイも大きく、機関投資家の保有分が、大量に貸株用の供給源となるのではないかと期待します。

一般信用売りの在庫がじゃぶじゃぶと放出されると良いですね^^

現物保有は?

ゆうちょ銀行が株式市場に上場してから5年あまり。

2015年11月4日に初上場したときの株価は1,680円でしたが、今の株価は900円前後。

低金利で銀行業界全体が苦境にあることに加え、ゆうちょ銀行は貸付等の収入源も少なく、株価は長いスパンでみると、くっきりと右肩下がりのトレンドを示しています。

所詮、国有企業の成れの果てなので、親方日の丸で危機感も薄く、株価など二の次かも知れません。

いくら配当利回りが高くても、株価の先行きが暗いと、現物保有は厳しいですね。

優待クロスにうってつけ

一般信用売りの在庫が豊富(?)で、現物保有はちょっと遠慮したい、そんなゆうちょ銀行(7182)は、まさに優待クロスにうってつけの銘柄です。

お固い国有企業っぽいので、株主優待のようなキワモノ系に手を出すのは、正直驚きですが、個人株主をファンとして増やしたいという意図の表れでしょう。先の会社公表資料にも「より多くの方々に当行株式を保有していただく」ことが目的だと明記されています。

本当に株主のファンを増やしたいのであれば、長期的に株価を向上させることこそ王道だと思いますが・・・

そんな正論は、優待族としてはどうでもいいですね。

やるからには、優待族の期待にこたえて、末永く株主優待を続けて欲しいです。カタログには、ぜひ、3,000円分の切手を商品に含めていただくようお願いします^^;

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