クオカ銘柄としては、日本の優待界の最高峰の一角を占めるナガワ(9663)。
100株保有でも25,000円のクオカードがもらえます(冒頭の写真)。
3月銘柄です。
先日(7/26)、同社から、株主優待制度の変更が発表されました。
【公式】株主優待制度における保有期間条件の変更に関するお知らせ(ナガワ)
発表資料の表題のとおり、見直しが行われるのは、「保有期間条件」についてです。
これまでは同社は、中間期の9月末は、端株さえ保有していれば、空クロスをしなくても保有期間に算入されておりました。
今後は、必要株数に応じた空クロスをしないと、保有期間に算入されなくなります。
100株の優待をもらうためには、100株の空クロスが必要ですし、500株の優待をもらうためには、500株の空クロスが必要となります。
ナガワ(9663)の株主優待は、長期認定を受けるのと受けないのとでは、もらえるクオカードの額面が天と地ほども違います。今回の優待制度の見直しの影響は甚大です。
上の表を見れば分かりますが、100株狙いであれば、少なくとも1年以上の保有期間を目指したいですね。500株狙いであれば、2年以上の保有期間を目指すべきでしょう。
今回の優待制度の見直しは、2022年3月期から実施されます。
今からでも、2021年9月の空クロスは間に合います。しっかり空クロスを済ませておけば、2022年3月期には、1年以上の認定までは大丈夫そうです。
でも、2年以上の認定を受けるのは、今からでは無理そうですね。救済のための経過措置を設けてほしかったですが、会社発表を見る限りは、そのような救済措置はなさそうです。
ワタシは、既に2年以上の認定を受けておりましたので、ショックが大きいです。実質的な優待改悪です。また1からやり直しでございます・・・
救済措置がなかったのは残念ですが、9月の空クロスが間に合うこの時期に発表してもらったことが、唯一の救いでしょうか・・・
皆さんも、今後の戦略の練り直しについて、ご検討ください。。。
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