金券戦線に異常あり。クオカと図書カの価値が逆転!

ニュー新橋ビル

クオカードと図書カード。みなさんはどちらが欲しいですか。

クオカードは本屋でも使えますが、コンビニなど本屋以外でもで幅広く使えます。図書カードは、基本的に使えるのは本屋だけでしょう。

クオカードは、有効期限がありません。建前としては未来永劫使えます。図書カードは図書カードNEXTになってからというもの、約10年の有効期限となりました。

どう考えても、クオカードのほうが図書カードよりも、同じ額面でも価値が高そう。

そんな常識を覆す異変が金券市場で起こっています。

先日、金券ショップが集まることで有名な都内某所で、クオカードと図書カードの売却を試みました。

買取値段は次のとおりでした。

  • クオカード 額面の88〜90%
  • 図書カードNEXT 額面の90〜93%

完全に図書カードの買取価格が、クオカードのそれを上回ってますね。

ちなみに、コロナ禍に突入する前の普段の買取価格は、私の肌感覚ではおおむねこんな感じでした。

  • クオカード 額面の90〜95%
  • 図書カードNEXT 額面の86〜91%

クオカードのほうが数ポイント買取価格は高かったです。使い勝手を考えると順当なところだったと思います。

足元では、買取価格は、クオカードと図書カードの価値が完全に逆転しています。

金券ショップの買取価格は需給と流通量(回転量)で決まる面が大きいです。需給がタイトで、流通量(回転量)が大きな金券ほど買取価格は高くなります。

クオカについては、需要に比べて供給が多いのか、全体的に流通が細って金券の回転が悪くなっているのか、その両方なのか、とにかくクオカをたくさん保持する優待ファンにとっては、由々しき事態ですね。

この事態が一過性のものであればよいのですが。。。

さすがに9割以下の値段では、クオカを売る気はしません。ガソリンスタンドでも使えますので、頑張れば消化できないこともないのですが・・・

クオカードの取得が日常の優待マニアとしては、ちょっと先行き不安ですね。

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