三井住友VISAギフトカードの闇。残高が残っているプリペイドカードを捨てろって言われました・・・(後編)

ブロードリーフ優待

いよいよ後編のスタートです。まだ前編をお読みでない方は、こちらをどうぞ。

【関連記事】三井住友VISAギフトカードの闇。残高が残っているプリペイドカードを捨てろって言われました・・・(前編)

さて、前編では、三井住友カード株式会社から、残高が残っているVISAギフトカードを破棄しろと告げられたところまでお伝えしました。今回は、その続きです。なお、すべて実話です。

残高が少額(6円)とはいえ、さすがに捨てることはあり得ないだろうと思い、私は、電話の向こうの三井住友カード株式会社の担当者に食い下がりました。

「でも、残額が残っているギフトカードを捨てるのは、お金を捨てるのと同じですよね。そんなことをしろなんて、ちょっとおかしくないですか?あなただって、少額だからってお金を捨てたりしないでしょう?」

「申し訳ありませんが、残高が10円以下になるとギフトカードは使えなくなりますので、破棄をお願いしております。」

先方(三井住友カード株式会社)の回答は変わらないようです。

なんだかクレーマーになったみたいで、正直気が進みませんでしたが、先方の言うことに承知できる筋合いもなく、しばらく繰り返しの押し問答が続きました。

その後、先方が上役に代わりたいというので、代わってもらいました。

上役の方にも同じことを申し上げたところ、最後に、その上役がこう言って話を引き取りました。

「それでは、返金ができないかどうか、社内で検討して、改めてご連絡を差し上げます。」

翌日、別の部署の方から電話をいただきました。

「返金の手続きを進めさせていただきます。こちらから書類を送りますので、返金口座をご記入の上、本人確認書類を同封して返送してください。」

そして、三井住友カード株式会社から送られてきたのがこちらの書類です。

プリペイド残高返金

またまたビックリです。

プリペイド残高返金依頼書?おいおい、こんな書類まで用意されてるじゃねーか!

さんざん人にギフトカードの破棄を迫っておいて、実は返金の手続きまで用意されていたとは・・・

とんでもない会社があったものです。もう少し、顧客に誠実に向き合わないとダメだよ・・・

正直、こんな会社とはもうお付き合いしたくないですが、株主優待品でこの会社のギフトカードをもらっちまうと、残念ながらお付き合いせざるを得ないです。

その後、返金手続きは粛々と進み、書類を返送した1周間後には、指定した口座に残高が返金されました。一応、一件落着というところでしょうか。

私は危うく難を逃れましたが、世の中には、きっと同じようなケースに陥って、会社に言われるがまま、泣く泣くギフトカードを破棄しちゃった人もいるでしょうね。

今でも、この会社のウェッブサイトには、堂々と以下のような記述が掲載されています。

VISAギフトカード
(三井住友カード公式ウェッブサイトから引用)

この会社は、裏表がある会社ですね。みなさんも、このような会社の不誠実な対応に騙されないようお気をつけください。

私は、会社のウェッブサイトの記載を信じたばかりに、できもしない現金併用払いを求めて、何件もお店を回る羽目になりましたが、このような手間と時間の無駄を二度と他の人には味わって欲しくありません。

10円以下になるとギフトカードがもう使えないのであれば、その旨をちゃんと利用者にも明らかにすべきでしょう。会社にもその旨申し入れましたが、「貴重なご意見ありがとうございます。担当部署に伝えます。」との、素っ気ない受け答えでした。

顧客の言うことにまともに向き合おうという姿勢は、最後まで感じられませんでした。

この世から顧客本位でない会社が早く淘汰されていなくなることを祈ります。

コメント