Fast Fitness Japan(7092)のIPOが野村證券で当選!!買う奴はいるのか?

分かれ道

Fast Fitness Japan(7092)のIPO、主幹事の野村證券で当選

野村證券で、久々に当選をいただきました。スクショ貼っておきます。

IPO当選

野村證券さん、とりあえずお礼だけは言わせていただきます。ありがとうございます。

買うべきか、買わざるべきか。

さあ、問題はここからです。

買うべきか、買わざるべきか。というか、そもそもこの値段で買うヤツはいるのか?

正直、ブックビルの申込みはあまり深く考えずに行いました。すみません。でも、こんな状況になるとは・・・

この案件、発行価格は仮条件(2,560円〜2,960円)の上限(2,960円)で決定しています。株式市場に新型コロナショックの暴風雨が吹き荒れた今週月曜日(3/9)、そのように決まったようです。

この異常な状況の中、どうやったら、そんな判断ができるのか、本当に不思議です。日経平均はこの1ヶ月で2割近く下げています。しかもフィットネスジムといえば、最も新型コロナで苦しんでいる業種のはず。影響も長引きそう。さすがに上限はないのでは。。。

そもそも、仮条件からして、想定価格から窓を開けて上振れして設定されたものです。どれだけ背伸びが好きなんでしょうか?

それとも機関投資家スジの需要がそれほど強いのか。。。たしかに業績は堅調なようですが、それはあくまでも昨年12月までの話です。

謎は尽きませんが、とにかく発行価格は、上振れで設定された仮条件のさらに上限の2,960円で決定です。

このような状況を読まない理解不能な動きはともかく、会社には、IPOを一つの節目として、さらに羽ばたいてもらいたいです。

IPOの実施に至るまでには、その何年も前から、会社のガバナンス体制の整備をはじめとする様々な準備作業が重ねられます。それに携わる会社の内外の皆さんのご苦労は大変なものです。

いざ上場という場面になって、株式市場は大変な状況となっていますが、会社がこのIPOという段階に至るまでには、その何倍もの試練を乗り越えてきていることと察します。長い目で会社の成長を考えるのであれば、たまたま上場のときに順風だったのか、はたまた逆風だったのかなんてことは、大した事じゃありません。地合いは最悪っぽいですが、気にせず堂々と上場されたら良いと思います。

でも投資家の立場では、申し訳ありませんが、同じような気持ちにはなれません。当選したので、本当は気持ちよく購入したかったです。しかし、さすがにマーケットの現状を考慮しないわけには参りません。

地合いは最悪、加えて値嵩の部類なので、結果は厳しそうな気がします。まあ、マーケットの現状を見れば、無理をする場面でないことだけは確かです。

誰が悪いわけでもありません。すべては、異常なマーケットのせいです。

というわけで、当選をいただいた身で申し訳ないのですが、今回は辞退をさせていただきます。

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