航空系優待券(ANA、JAL)の価格が回復?!塩漬け優待を処分!人出も回復で新型コロナのリバウンドは濃厚か?

飛行機

今日から3月。関西では、昨日(2/28)をもって、緊急事態宣言が解除されたそうな。

こちら首都圏では解除はまだですが、でも都心の繁華街でも、人出がどんどん戻っている印象。とても緊急事態宣言下とは思えません。もう皆さん自主的に解除しちゃってるご気分なのかもしれません。

新規感染者の数が下げ止まっているのも、不思議はないです。こりゃ、早晩リバウンドしそうな雰囲気が濃厚ですね。

もちろん、ここ2ヶ月ほど新規感染者が減り続けてきたのも事実なので、足元では厳しい状況にある医療のひっ迫もいったんは解消されそうです。3月7日の緊急事態宣言の解除も不可能ではないのかもしれませんが・・・

さて、本当に解除できるのかな?いやでも1週間以内には判明します。かなり興味あります。

これまでの経緯では、経済活動と感染防止を両立させようとする試みは見事に失敗し、政府は2度目の緊急事態宣言の発出に追い込まれたわけですが、3度目はあるんでしょうか?

いくら用心を呼びかけても、人と人とが近距離で会話をしたり、同じ空気を呼吸すれば飛沫感染のリスクは必ずありますので、人の活動が活発化すれば、感染拡大は避けられません。コントロールするのは至難の業でしょう。

そんな中、ゴミのような価格になっていた航空系の金券価格が、なぜだか回復の兆しを見せています。ANAとJALの株主優待券です。

上の写真は、期限が2021年5月までのANAとJALの株主優待券で、通称「ピンク」と呼ばれています。なお、「ピンク」の有効期限は、すでに、2021年11月まで半年間延長されています。

つい先日、金券屋が集まることで有名な都内某所では、ANAのピンクが1,200〜1,250円程度、JALのピンクは1,250〜1,300円程度で買い取られていました。

1ヶ月ほど前までは、どちらの買取価格も800〜900円程度でしたので、かなり値を戻しています。緊急事態宣言下なのにどうしたことでしょう。

ワタシも、長らく売るに売れずに塩漬けしてきた「ピンク」をとうとう売りました。もちろん以前の価格に比べればゴミのような価格ですが、期限までに自己使用の予定もないので、ここらが潮時かと思いました。

値を戻している理由はよく分かりませんが、4月の新年度を控えたこの時期は、大学への入試や進学、転勤など、どうしても飛行機を使わざるを得ない人も一定数いますので、在庫の消化に一役買ってくれているのかもしれません。

Go To トラベルキャンペーンも休止中ですので、キャンペーンでの航空券割引を当て込んでいたツアー客も、株主優待券の方に改めて食指を動かし始めているのかもしれません。

Go To キャンペーンは、こと交通系の優待を売り抜けたい優待族にとっては、逆風以外の何物でもないですね。このキャンペーンも、財源は先の補正予算で手当済みですし、早晩再開されるのは間違いありません。

再開されると、またANAやJALの優待券消化が鈍るでしょうから、その前に売っておきたいという思惑もありました。ようやく塩漬け優待が処分できて、なんだかホッとした気分です。

「ピンク」だけでなく「グリーン」も売りました。「グリーン」とは、もともとの有効期限が2021年11月となっているピンクよりも新しい優待券のことです。

ANA優待

ピンクも有効期限が2021年11月まで延長されていますので、本来、ピンクとグリーンは同価値のはずなのですが、実際は違います。グリーンのほうがピンクよりも100〜150円ほど高く買い取ってもらえます。不思議ですね。

ピンクは一度有効期限が延長されてますので、さらに再延長される可能性は低いですが、グリーンはいまだ延長されていませんので、今後の延長の可能性がピンクよりも濃厚だと思われているのかもしれません。

ワタシは、もう売っちゃったので、どうでもいいです。

さて、ANAもJALも、今月(3月)の優待銘柄ですね。まだ両者とも一般信用売りの在庫は豊富にあるようですが・・・

ワタシは、何が何でも優先的に確保しようとか、そこまでの気持ちはないです。権利日が近くなっても在庫が余っていたら、優待クロスを考えるかもしれません。ウーン、悩ましいですね・・・

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