アフガニスタンで、あっという間に政権が崩壊しました。
まさに瞬殺、びっくりですね。
政権を崩壊させたのは、もちろんタリバンなんですが、本当の立役者はアメリカですね。
米国は、アフガニスタンから手を引きたい一心で、その結果、アフガニスタンがどうなろうが無関心。それが、今回の政権崩壊を引き起こしたのは、誰の目にも明らかです。
20年前には、武力で当時のアフガニスタンの政権(タリバン政権)を崩壊させ、そして今回は、無関心な態度をとるだけで、またもやアフガニスタンの政権を崩壊させました。
武力を使っても使わなくてもパワフルです。すごい国ですね、米国ってのは・・・
昔、アメリカがくしゃみをすると、日本は風邪を引くなんて、経済分野ではよく言われてましたが、そんなカワイイレベルじゃありませんね。弱小国家の生き死には、米国の気まぐれ次第です。
アフガンの現状を見ていると、なんだか明日の日本のような気がして、心配でならないんですが・・・
日本も、米国が無関心になれば、きっと自分で自分の身は守れませんね。米国が日本をいの一番に考えてくれることなどありません。自国が一番かわいいに決まっています。今回も、自国の事情を優先して、後先かまわずにアフガニスタンを見捨てました。
米国に見捨てられると、実戦経験が皆無の自衛隊も、どこまで役に立つのか。。。
米国と一緒なら、自衛隊もそれなりに戦いそうな気もしますが、単独での実力は、まったく未知数ですね。
そして最大の課題は、敵と戦う「覚悟」があるかどうかです。装備と人数で勝るアフガンの政府軍は、戦う意志の欠如で、タリバン軍にいとも簡単に負けました。
「事に臨んで危険を顧みず、身を持って責務の完遂に努め、もって国民の負託に応える」というのが自衛隊の服務の宣誓なんですが・・・。それに恥じない行動が取れるのかどうか、いつか試される日が来るのかもしれません・・・
コメント