新型コロナが猛威を奮ってますね。
東京では、1日の感染者数がとうとう4千人超えを達成しましたが、さらに記録を伸ばしそうな感じです。
記録更新で盛り上がっているは、オリンピックだけではなさそうです。。。
政府は緊急事態宣言の延長や対象地域の拡大を決めましたが、肝心の対策は、「ワクチン摂取進めます」というだけで、ほぼ目新しいものはありません。
飲食店の営業や酒の提供も、基本的に、これまでの延長線の対応が続くだけ。
これだけ未曾有の事態に臨んでも、踏み込んだ対応は出てこないようです。
ワクチン以外は、本当に無策ですね・・・
先日、飲食店に酒を卸す販売業者や金融機関に協力を要請しようとして撤回に追い込まれたもんだから、もうビビっちゃって、思考停止にでも陥っているのかな?
この週末に新宿で用事があったんですが、昼から、「酒の提供してます!」と、呼び込みを堂々とやってましたよ。
人出も、目に見えて減っている印象はないですね。
「国民の間で危機感が共有されていない」という政府のご認識のようですが、もう1年以上も、会食に気をつけることや、ワクチンが有用であることなどを散々説明したきた結果ですから、もうそろそろ、これ以上は国民の間に危機感は高まらないんだと、認識を改めるべき時期でしょう。
これ以上危機感が高まらないという前提に立てば、国民の善意の協力に頼る今の新型コロナ対策は、既に限界にきているということですね。
他国で実施されているロックダウンのような方策も、真面目に検討すべきです。
ワクチンの接種が進めば、早晩、事態は落ち着きを取り戻すと政府は考えているのかもしれませんが、今後も新たな変異株は出現し続けるわけで、ワクチンが十分に効かない事態の到来も想定しておくべきですし、万が一に備えて、ロックダウンのような非常時の備えも怠りなく用意しておくのが、為政者のやるべきことでしょう。
「最悪の事態に備えよ」とは、危機管理の基本ですね。
政府の専門家会議でも、このような意見は出ているようですが、今の政権には、真面目に取り組もうという姿勢は見られませんね。
菅総理は「日本にロックダウンという手法は馴染まない」と言い放っているようですが、一体何を根拠にそんなことを言っているのか、全く理解できません。
ほかに国民を守る手段がなければ、ロックダウンのような措置も検討しておくことは、当然でしょう。
不人気な政策であっても、政治的なリスクが高くても、国民のために本当に必要なことは、躊躇せずに取り組んでもらいたいです。
そうでなければ、「国民のために働く内閣」という金看板が泣きますよ・・・
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