円安が止まりませんね。
FRB(米連邦準備制度理事会)もECB(欧州中央銀行)も、インフレ退治のために派手に利上げしている中で、日銀だけが頑なに金融緩和に固執しており、当然の成り行きといえば当然ですが・・・
原料高、資材高に苦しむ業界からは悲鳴がこだましてますが、政府や日銀が本気で動く気配はありません。
さすがに、業界の悲鳴は政府にも届いているようで、「あらゆる手段を検討する」とか口先介入をやってるようですが、日本政府単独で効果的な為替介入ができるはずもなく、完全に市場からは足元を見透かされている格好です。
急激かつ極端な円安が経済にマイナスなのは誰の目にも明らかなわけで、さすがに通貨価値の防衛と物価の安定に向けて行動を起こしたほうが良いと思いますが、日銀さんは本当に動かないのかな・・・
動かざること山の如し・・・、とか茶化している場合ではないですね。。。
日銀は完全に自縄自縛に陥っており、こんな状況のもとでも効果的な政策転換はなさそうなので、しばらくは、円安が進行すると見ています。
ワタシは、少しばかり外貨預金(米ドル、ユーロ、香港ドル)を持ってますので、どこかのタイミングで円に振り替えることも念頭に置きつつ、今は円安の進行を横目で眺めながら、ホールドしている状況です。
もうしばらくは放置しても良さそう・・・
まあ、こんな状況の中でもバカ高い海外旅行に優雅に出かける人もいるわけで、なんの痛みも感じずに人生の快楽を追い求めるヒトは、世の中がどんな状況であろうが、きっといなくなることはないんでしょうね・・・
矛盾だらけの世の中ですが、自分の身は自分で守るよう、努力だけはするしかないですね。
ここ数年ほど、保有する外国株式の配当は、円貨に換えず、全部外貨のまま受け取るようにしてきました。手持ちの外貨預金の大部分は、この配当が原資です。
今にして思えば、外貨のまま配当をもらっておいて、本当に良かったです。
なんとか値上げの秋も、これで乗り切りたいです。。。
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