
世の中では、新型コロナの第8波が迫っていると、もっぱらの風評です。
そんな中、新型コロナの4回目のワクチン接種をすませました。
前回の3回目接種から、9ヶ月ほど経過しています。
今回の接種からは、オミクロン株に対応した2価ワクチンとなりました。従来のワクチン(1価ワクチン)をオミクロン株にも対応するよう改良したものです。
条件によっては(これまでワクチン接種を1回以下しか受けていない人や11歳以下の人など)、従来の1価ワクチンとなる人もいるようですが、これまで普通にワクチンを済ませてきている人は、原則として2価ワクチンとなります。
さて、この2価ワクチンですが、その中にも何種類かあり、ワクチン接種を申し込む段階で、どれを接種するのか選ぶように言われます。
「どれにしますか?」って聞かれますが、正直よく分からないし、逆に聞き返したいぐらいです。
「どれにしたらいいんですか?」
現在接種が進められている2価ワクチンは4種類あります。
ファイザー社製のものとモデルナ社製のものがあり、それぞれに、「BA.1対応型」と「BA.1及びBA.4-5対応型」の2種類があるので、合計で4種類です。
ただし、モデルナ社製の「BA.1及びBA.4-5対応型」だけは、今月(2022年11月)承認されたばかりなので、接種のオプション(選択肢)に加わるのは、今月後半以降となりそうです。
さて、どれを選ぶべきか・・・
考慮すべき要素は、「副反応」と「効果」です。
まず、「副反応」に関しては、総じて従来ワクチン(1価ワクチン)と同様の副反応があるようで、どれを打っても大差なさそう・・・
ちなみに、ワタシは過去にファイザー製とモデルナ製の両方のワクチンを接種しており、どちらのメーカーでも大差ないことは体感済みです。
あとは「効果」ですが、これはやっぱり新しい「BA.1及びBA.4-5対応型」のほうが効果が高いんじゃないかと思って、受付の人に聞きました。
「やっぱり、この「BA.1及びBA.4-5対応型」の方が効果が高いんですか?」
「どれでも効果が確かめられていますから、どれを選んでも大丈夫です。」
おっと、そうきましたか。。。
どうやら、特定のワクチンだけを推奨するようなことはやらないように厳しく躾けられている感じです・・・
「そんな説明をされると、どう選んでいいのか分からないんですが・・・。比較データとかないんですか?」
「データなどの情報はここにはありません。案内に同封している説明書を読んでお決めください。」
「説明書を読んでもわからないので、聞いてるんですが・・・」
しつこく聞くと嫌われそう・・・。それでも尋ねていたら、最後は県の方で設置している専門窓口の方に回されました。(おいおい、そんな窓口があったのか・・・)
おそらくお医者さんの資格を持っていそうな方が丁寧に対応してくださいました。
「「BA.1対応型」と「BA.1及びBA.4-5対応型」では、効果はどう違うんですか。」
「どちらのタイプも、十分に抗体価が上がりますので、ちゃんと効果があります。ただし、オミクロンBA4-5株に対する抗体価は、「BA.1及びBA.4-5対応型」のワクチンの方が、数倍高くなります。」
「ということは、「BA.1及びBA.4-5対応型」の方が効果が高いんですか?」
「抗体価が一定の閾値(いきち)を超えていれば十分な効果がありますので、効果自体が数倍高いわけではありません。でも、経時的に抗体価は下がりますので、最初の抗体価が高いほど、効果が持続する期間が長く続くと言う専門家の方もいらっしゃいます。」
「分かりました。ありがとうございます。」
本当は専門的なことなど何一つ分かっちゃいないんですが、とにかく、「BA.1及びBA.4-5対応型」の方が、やっぱり良さそう・・・
というわけで、ファイザー社製の「BA.1及びBA.4-5対応型」を打つことに決めました。(モデルナ社製の「BA.1及びBA.4-5対応型」は現時点では選べません)
それにしても、こういう専門的な事柄は、「お前の責任で選べ」とか言われても、ちょっと困りますね・・・
みなさんにも是非、自分のためにも周りの人のためにも、ワクチン接種をおオススメします。(←政府の回し者ではありません)
その際に、ワタシの拙い体験が参考になれば、幸いです^^;
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