日本の株価が上がり続けています。
日経平均は、とうに32,000円を超え、さらに上を伺う雰囲気です。
10年ほど前に、民主党内閣から自民党の安倍政権に代わったあとも、大きな上げ相場がありましたが、それ以来でしょうか。
かなり急速に上げてますので、どこかで調整する場面もありそうですが、ここまで一気に上がるとは、あまりの力強さにビックリです。
海外投資筋の買い越しが続いているようで、もっぱら国外の要因で演出された今回の上げ相場ですが、一体どこまで上がるのやら・・・
優待投資家をやっていて、こういう場面に立ち会うと、ちょっと複雑な気持ちになりますね。
優待クロスは、良くも悪くもリスクを極力排除する投資法なので、下げ相場でも上げ相場でも、市場の影響を直接受けることはありません。
相場の急落場面では、本当に助ったと思いますし、逆に今回のような相場の急騰場面では、やっぱり現物を持っておいたほうが良かった、となります。
ワタシは、現物株式も一応保有していますが、優待クロス用にリザーブしてある資金の割合が高いので、せっかくのめったにない上げ相場なのに、受けられる恩恵は限られてしまいます。
正直、残念ですが、これは自分の判断であり、自ら選択した投資スタイルなので、致し方ありません。
まあでも、少しとはいえ、現物株式も保有しておいてよかったですよ。
ワタシは日本の銘柄で時価総額ベスト3のうち、2銘柄を保有しています。ソ○ーとキー○ンスです。
どちらも今回の相場で、かなり上がりました。正直、含み益がすごく増えましたよ^^
昨年(2022年)前半に弱気ムードが日本市場を覆っていた頃は、両銘柄とも直近高値の6割ぐらいまで下げまして、ウン百万円単位がそれ以上の含み益が、一気に蒸発しました。泣きたくなりましたよ。
でも、そのときは、優待投資家でまだ良かったなと、自分を慰めてました・・・
今回は、その真逆の気分です。昨年失った含み益を一気に取り戻しました^^
ちなみに、現物株式を適度に保有しておくことは、優待投資家にとってはかなりメリットが大きいです。
優待クロスによる貸株料などの経費と現物株式からの配当収入を相殺(損益通算)でき、税制上すごく有利だからです。
さて、このあと、株価の上げはどこまで続くんでしょうか。
潜在的なリスクもありますね。ワタシが考える2大リスクは、日銀の政策変更と海外投資家の撤退です。
特に、日銀が政策を変更して、金融緩和の出口に向かい始めると、一気に相場が反転する可能性もありますね。
日本の中央銀行(日銀)は、市場との対話よりもサプライズを優先させてきた過去がありますので、市場が目ン玉をひん剥くようなとんでもないことをやらかすのではないかと、本気で心配しています。
今後の動向に要注目です。。。
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