東京にコロナ第二波襲来。都と政府は無策。というより逆行?!

遊園地

東京都を中心とした首都圏では、新型コロナの感染者が急増しています。

住んでいる人は皆不安に思っていますが、感染をこれ以上拡大させないために東京都や政府が何をしようとしているのか、まったく見えません。

それどころか、このような状況にも関わらず、集まりの自粛や移動の制限などはどんどん緩和されています。来月(8月)からは政府のGo To キャンペーンも始まるようで、移動の活発化に向けさらにアクセルを踏み込むようです。

本当に大丈夫なんでしょうか?

感染防止策は効果をあげていない

東京都も政府も、積極的にPCR検査をやっているとか、感染は若年層が多いとか、重症者が少ないとか、病床にはまだ空きがあるとか、いちいちもっともらしい言い方はしているものの、これまでの経緯を見る限り、少なくとも以下の諸点は間違いなさそうです。

  • 業界ごとのガイドラインの策定や「夜の街」に関する注意喚起など、これまでの感染拡大防止策は、十分な効果をあげていない。
  • 若年層に広がった新型コロナが、徐々にそれ以外の年齢層にも拡大しつつある。

踏み込んだ対応が必要

感染が広がった場合に備えて病床の確保などを急ぐことも大切ですが、まずは感染が広がらないよう予防対策をしっかりと講じてもらいたいと思います。

現下の予防対策が、十分な効果をあげていないことだけは確かです。これでは、失われなくてもよかった命が失われることにもなりかねません。

今すぐ「緊急事態宣言」を出せとまでは言いませんが、少なくとも今より踏み込んだ対応が必要なのは明らかです。

ガイドラインを守らない店は公表するとか、特にリスクの高い業種は営業を自粛させるなど、踏み込んだ対策が必要でしょう。

感染した若年層も、入院の有無に関わらず、これ以上感染を広げることがないよう、しっかりと管理下に置くべきです。韓国ではたとえ感染していなくても、定期的な現状報告を怠った在外からの帰国者は逮捕されました。ましてや感染しているとわかっているのであれば、連絡が取れない者を、これ以上放置すべきではありません。

本当にアクセルを踏むの?

Go To キャンペーンは、本当に8月からやるんでしょうか?状況次第では、たとえ直前であっても、勇気を持って延期や中止を考えたほうが良いでしょう。

世の中が経済活動の再開に向けて大きく動き出す中で、為政者の皆さんは若干、都合が悪い真実に正面から向き合えず思考停止に陥っているように見えます。くれぐれも、どこかの国のように、経済活動の再開を早まったばかりに取り返しのつかない事態に陥ることのないよう、理性ある対応を望みます。

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