すかいらーくホールディングス(3197)が株主優待の改悪を発表しました。(会社発表)
とうとうこの日が来ちゃいましたね。優待ファンはみな、いつかはこうなるんじゃないかと薄々思っていたわけですが、いざ来てみると、やっぱり一抹の寂しさを覚えます。
思い起こせば、すかいらーくが優待大盤振る舞いを始めたのは、3年前の2017年。
当時すかいらーくの筆頭株主だった米国の投資会社ベインキャピタルがすかいらーく株式の売却を進めようとしている矢先で、もっぱら、同ファンドの売り抜け対策との評判がたった、いわくつきの優待バラマキでした。
そんなベインキャピタルは、とっくに株式の売却を終えましたが、なぜか優待だけが、身の丈を越えた水準のまま維持されていました。
バラマキを始めたときは、優待金額を一気にそれまでの3倍に引き上げましたので、今回の改悪により優待金額が2分の1になったとしても、まだ、バラマキ前の水準よりは優待内容は充実しています。
これぐらいで済んでよかったのかも。
ちなみに、来週IPOでの上場が予定されている雪国まいたけ(1375)は、ベインキャピタルの傘下で経営再建を果たした再上場組です。すかいらーくと似てますね。雪国まいたけのIPOは絵に書いたようなベインキャピタルの売り抜け案件で、投資家は一歩間違うと高値づかみしそうです。
来月上場予定のキオクシア(6600)もベインキャピタルの投資案件です。最近、盛んにCMを流して世間にアピールしてますね。上場前のイメージ戦略でしょうか?こちらも高値売出しを目論んでいる雰囲気が濃厚な危険案件。
資本主義の権化のようなパワーで、稼ぎ方が半端ないですね。
我々優待投資家なんて、圧倒的なパワーを誇るファンドから見れば、足元をチョロチョロ這い回るアリンコ以下の存在です。
そんなアリンコの夢を奪わないでおくれ〜
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