株式市場の下落が止まりません。
新型コロナ、欧米のインフレ、ウクライナ危機の三重苦で、まさにヘレン・ケラー状態です。
こういうときは、優待投資家はいいですね。優待クロスをやっているだけなら、どんな暴落でも左団扇(ひだりうちわ)で暮らせます。
ところで、ロシアのウクライナ侵攻は本当にあるんでしょうか。。。
正直、日本のマスコミから流れてくる情報は、欧米経由の伝聞情報ばかりで、リアルな一次情報はほとんど皆無です。正確な状況など、知る由もありません。
相当緊迫度が高まっているような気もするし、一方で、天に向かって唾を吐くような行為に本当にロシアが踏み切るのか、疑問でもあるし・・・
「俺の安全が保証されないからお前を攻めるんだ」みたいなメチャクチャな理屈は世の中通らないと思っても、常に歴史はその手のブラックジョークの繰り返しです。
他国を攻めるときの口実は、「自衛のためにやむを得ず」ということに、古来相場が決まっています。いつの世もそうでした。
戦前の日本軍が東南アジアに侵攻したのも、米国から石油などの物資供給を絞られた挙げ句、「自衛のためやむを得ず」でした。徳川家康が豊臣秀頼を大阪の陣で攻めたのも、「名前を呪われたので、やむを得ず」攻めたことになってます。
「俺は悪人なので、お前を攻める」なんて言うおバカが出てくるのは、映画やゲームの中だけです。
口実はどうあれ、勝てば官軍、いくらでも歴史を書き換えて、名実ともに勝者となることができます。
ロシアも、相手がウクライナ単体であれば、きっと勝ちそう・・・
もちろん経済的にはダメージは避けられないでしょうが、欧米の反応を値踏みして、結末の損得勘定をしている頃かもしれません。
さて、そんな状況ですので、ワタシ、安値圏で現物株式でも買おうと思っていたんですが、ちょっと様子見しようかと思います。
ウクライナ侵攻も、本当にあるかもしれないし・・・
もしくは、仮になかったとしても、欧米のインフレの状況が、思ったよりもかなり深刻で、さらなる利上げの波が押し寄せそうだし・・・
だいたい、こんなふうに心配を始めると、心配材料だけはたくさんあるので、心配しすぎてキリが無くなり、結局買いどきを逃しちゃったりするんですよね・・・
世の中、難しいことだらけですね・・・
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